たばこの害について 岡山
たばこの害について 岡山
http://www.city.okayama.okayama.jp/hofuku/hokensyo/kenko-tsukuri/tobacco/gai.htm
喫煙については古くから肺がんとの関連が指摘されていますが,喫煙者は非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が男性で4.5倍、女性で2.3倍高くなっています。そのほか、口腔・咽頭・食道・胃・膀胱などのがんや脳血管疾患・虚血性心疾患・歯周疾患・妊娠に関連した異常(流産・早産・低体重児の出生等)などと喫煙との関連が指摘されています。
又、成人の喫煙者の多くが、未成年のうちから喫煙を開始しており、その人達の様々な喫煙関連疾患の危険性はより高くなっています。例えば肺がんの死亡率では、20歳未満で喫煙を開始した場合、非喫煙者と比べて5.7倍となっています。
それに加えて、喫煙者のたばこの煙を吸うこと(受動喫煙)によって、周囲の非喫煙者も肺がん・呼吸器疾患・虚血性心疾患などの危険性が高くなります。例えば、1日に20本以上喫煙する夫の妻は、夫が非喫煙者である場合と比べて肺がんのリスクが1.9倍に上昇するといった調査結果も出ています。たばこの煙には約4000種類の化学物質が含まれ、そのうちの約200種類が有害物質です。中でもニコチンは血圧の上昇・心拍数の増加・末梢血管の収縮などを引き起こします。また、一酸化炭素は酸素運搬機能を阻害し、全身の細胞を酸欠状態にします。その他、たばこの煙には40種類以上の発がん物質・発がん促進物質が含まれていると言われています。
・・☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆ 切明義孝の公衆衛生情報 公衆衛生ネットワーク 健康日記 ブログ おすすめ本棚 おすすめ医学書 公衆衛生ネットワーク 健康と医学のメーリングリスト 万福ダイエット 禁煙情報 お勧め書庫 公衆衛生ネットワーク Public Health Network in Japan ,Since 2000 *☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆・・
| 固定リンク
「たばこ対策」カテゴリの記事
- 大人の喫煙率、中学生が実際より高く誤解…「男性6割、女性4割」と(2018.04.15)
- 「タバコと貧困」は手をつないでやって来る(2018.04.15)
- 東京都、庁舎内のタバコは休憩中もダメ。職員の喫煙所利用を禁止(2018.04.09)
- 敷地内への「たばこ持ち込み禁止」長崎大学病院が方針決定 喫煙した職員はボーナスに影響も(2018.04.04)
- ニッポンレンタカー、乗用車を全車禁煙に 吸ったら「休業補償料」請求も(2018.04.04)
最近のコメント