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たばこが原因の死者は交通事故の約10倍 健康長寿ネット

たばこ  健康長寿ネット
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000500/hpg000000456.htm

○たばこが原因の死者は交通事故の約10倍
 わが国でたばこが原因で死亡した人の数は1995年の1年間で9万5千人と推定されており、交通事故による死者の約10倍にあたります。
 たばこは生活習慣を変えることが病気の予防につながる最たるものの一つです。 

○喫煙率の動向
 平成17年の喫煙率は成人男性では45.8%と減少傾向ですが、まだ先進国の中ではきわめて高い数字です。一方、成人女性では全体としては13.8%とほぼ横ばいですが、20、30代については増加傾向にあります(JT全国喫煙者率調査)。 

○煙の成分
 たばこの煙は粒子とガスから成り、4000種類を越える化学物質を含んでいます。粒子の中には多くの発がん物質や血管を収縮させ心臓に負担をかけるニコチンなどを含みます。
 ガスの中の一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビンと結合し全身への酸素運搬を妨げ、ホルムアルデヒドなどの刺激成分は、咳、痰などの呼吸器症状をひきおこします。
 また、たばこの煙には、たばこを通して喫煙者自身が吸い込む主流煙と、火のついた先からでる副流煙があります。主流煙に比べて副流煙はニコチンが2~3倍、発がん物質のベンゾピレンは4倍、ニトロソアミンは50倍含まれ、喫煙者のみならず周囲の人にも大きな害を及ぼします。 

○病気との関わり
 関連がわかっているがんには、喉頭がん、肺がん(リンク1参照)、口腔・咽頭がん、食道がん(リンク2参照)、胃がん(リンク3参照)、肝臓がん(リンク4参照)、膵臓がん(リンク5参照)、腎臓がん、膀胱がん、子宮がん(リンク6参照)、白血病などがあります。
 喫煙によるリスクの大きさはがんの種類により違いますが、喉頭がんでは約30倍、肺がんでは4倍程度高くなると報告されています。非喫煙者に比べ、一日の喫煙本数が多いほど、喫煙年数が長いほど、吸い始めた年齢が若いほどリスクは高くなりますが、禁煙により減少します。
 また、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)(リンク7・8参照)、呼吸器疾患(慢性気管支炎、肺気腫(リンク9参照))、脳血管障害、胃十二指腸潰瘍(リンク10参照)、閉塞性動脈疾患、歯周病、老人性難聴、白内障などとも関わりがあります。
 喫煙により食欲が低下し体重は減少しますが、上半身型肥満の指標であるウエスト・ヒップ比は高くなると報告されています。
 喫煙は体内の活性酸素を増加し、老化を促進させる大きな要因です。喫煙により皮膚の老化が進み、顔全体にしわが増えるスモーカーズ・フェイスとよばれる顔貌を呈します。
 また、老化に伴う脳萎縮の促進、さらには全身の老化を促進させることが報告されています。このように多くの病気と関わりがありますが、ヘビー・スモーカーでも病気を発症しない人がいる一方、少ない喫煙で発症する人もあり、このような個人差には遺伝的要素が関連している可能性があります。

○禁煙のために
 ニコチンには依存性があり、欠乏するとイライラなどの離脱症状がおこり、有害と知っていても止めにくいのが問題です。
 禁煙するためには、たばこの害を認識し、止めることのメリットを自分でしっかりと確認すること、吸いたくなったときに気分を変える術を身につけることが大切です。また、禁煙外来や禁煙支援プログラムを利用するのもよいでしょう。

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