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2009年10月

たばこ・お酒Q&A

たばこ・お酒Q&A

Q幼児のタバコの誤飲についてですが。誤飲したことによって、神経や知的障害などの後遺症が今後出ることはあるのでしょうか。
A乳幼児がたばこを誤飲した場合、応急手当として、何も飲ませず、のどの奥を刺激してすぐに吐かせたうえで、病院へ連れて行きましょう。
 誤飲による影響についてですが、一般的にはニコチン中毒により嘔吐などの症状が出る可能性があると言われていますが、いつどれだけの量を飲んだのか、状況により症状も異なってくるため、個別に医師にご相談ください。
 以下に、化学物質(たばこ、家庭用品)、医薬品、動植物の毒などによって起こる急性の中毒について情報提供・相談を実施している「中毒110番」の連絡先を参考までに掲載しておきます。

(財)日本中毒情報センター
 〇たばこ専用電話   tel 072-726-9922(無料・365日24時間テープによる情報提供)
 〇大阪中毒110番  tel 0990-50-2499(有料・ダイヤルQ2・365日24時間対応)
 〇つくば中毒110番 tel 0990-52-9899(有料・ダイヤルQ2・365日9時~21時対応)

Q夫が禁煙の努力をしていますが、なかなかうまくいきません。食事などでサポート出来ないかと考えていますが、禁煙過程においての食事や家族の態度などでアドバイスがありましたら教えてください。
A禁煙することは喫煙者本人の闘いですが、周囲の方々からサポートが得られれば非常に心強いと思われます。
 禁煙する過程において体重が増えることがありますので、そのことに対する食事面でのサポート、また禁煙に失敗してしまうと「自分は意志が弱いのではないか」など落ち込むことが往々にしてありますが、失敗も禁煙への途中点だとの励ましがあれば大きな支えになるのではないでしょうか。当室でも1回ですっぱりと禁煙に踏み切った者もいる反面、何度も挑戦して数年越しでようやくやめた者もいます。
 禁煙する方法につきまして、医師による相談を行っている病院もございますので、一度ご近所の病院にお聞きになってはいかがでしょうか。禁煙に関する書籍やホームページも多数ございますので、ご家族の方に合う方法を試されるのも方法かと存じます。
Qなぜ、禁煙することとコーヒーは相性が良くないのでしょうか。
A確かに「コーヒーに含まれるカフェインがタバコに対する欲求の引き金になるから、禁煙中はコーヒーはやめておいた方がよい」という説もありますので、禁煙中はコーヒーを飲むことを控えた方が無難でしょう。
Qなぜ、法律では20未満は飲酒禁止となっているのでしょうか。20歳に根拠はあるのでしょうか。
Aご質問について、20歳未満の飲酒は「成長期にある未成年の時期にアルコールを摂取すると、心と体に非常に大きな影響がある」という理由で禁止されています。具体的には以下のような影響が出るといわれています。
  • 20歳までは上り坂であるといわれている脳の発達に悪影響が考えられます。
  • アルコールの分解も成人に比べ弱いため酔いやすく、また長い時間身体にとどまるといわれ、内蔵にも大きな影響を受けるといったことがあります。
  • 若い内から飲み始めると、それだけはやく「アルコール依存症」になりやすいといわれています。
 現実的には上記のような影響を受ける年齢は各個人で異なるのですが、一人一人区別しては扱えないので、医学的、社会的に20歳という年齢で画一的に線を引いているということになります。。
以下に参考となるホームページのアドレスを掲載します。
Q10代、女性、学生さんからの質問
「肺がんの原因と、女性のなるがんの原因、教えてください。」
A
  1. がんの話
     平成10年度全国で死亡した936,480人中がんによる死亡は30.3%の283,480人です。 そのうち肺がんによる死亡は男35,700人、女13,294人(H9データ)でした。 女性の乳がん及び子宮がんによる死亡は8,393人及び5,008人でした。(H9データ)
  2. 肺がん
     がんの発生には様々な原因が考えられますが、「ヘルシーピープルみえ・21」ではタバコ対策に取り組んでいますので、タバコについて説明します。
     タバコに含まれる様々な化学物質はがん発生のきっかけになるといわれています。非喫煙者と比較した喫煙者のがんによる死亡の危険性は、喉頭がん32.5倍、肺がん4.5倍、口腔がん2.9倍・・・・などです。
     他にも、非喫煙の妻に及ぼす夫の喫煙の寄与とか、喫煙開始年齢と肺がん死亡との関係など、因果関係は数多く報告されています。
  3. 子宮がん
     子宮頸がんは日本人に多く、30代から増え始め、40~50代がピークです。原因は、性生活や出産とある種のウイルスが関係していると考えられています。
     子宮体がんは欧米に多く、閉経後の50代後半から60代前半がピークです。ただし、子宮頸がんに比べ少ないがんですが、日本でも増加傾向にあります。
  4. 卵巣がん
     卵巣がんは、初期の段階では症状がないことが多く、検診も一般に普及していないため、がんが進行した状態で発見され、治療が難しいがんの一つです。
     最近、卵巣がんに関係の深い遺伝子が発見されましたが、その遺伝子を持つ人が高率に卵巣がんにかかっているわけではありません。
  5. 乳がん
     女性がかかるがんの中でも、乳がんは胃がんに次いで第2位となっています。30代の比較的若年層から発生するがんで、日本においても食生活の欧米化等により増加傾向にあります。
     最近、乳がんに関係の深い遺伝子が発見されましたが、その遺伝子を持つ人が高率に乳がんにかかっているわけではありません。
※女性のがんの疫学(病気の統計的研究)では、初潮年齢、出産回数、出産年齢とがんとの因果関係など様々な研究もありますが、公のコメントとしては差し控えさせていただきます。
 なお、詳細については、国立がんセンターのホームページで一般向けがん情報がおすすめです。
http://wwwinfo.ncc.go.jp
Qヘルシーピープルみえ・21をみた感想ですが、 たばこの数値目標は、だいぶ前に全国計画で半減とかでずいぶん問題になったんじゃないでしょうか。
三重県のは場合分けが細かくて、半減とかいういい加減なものではないみたいですけど、同じように問題にはならないのでしょうか。
たばこは肺ガンになるっていう因果関係は証明されてると聞きましたし、できればがんばって喫煙率を下げてほしいと思いますが、詳しい考え方を教えてください。
A三重県でも「喫煙率」については、賛否両論いただいております。
本県の考え方は、正しい情報を提供したり、分煙などの環境を整えることを取組みの目標とし、そういう運動が高まっていくことによって、県民の皆さんの自己決定の中で、自然に喫煙率が減少すると考えています。
喫煙率の根拠については、ここ10年間に男性の喫煙率は6.5%減少しているため、トレンドとして1%上乗せをして、現状から7.5%を引いた36.5%を目標としています。
女性の場合は、この10年間に喫煙率が上がっているため、若い女性の喫煙がファッション化している中で、現状維持にしています。
未成年者の場合は、法的規制もあり、健康への影響も大きいことからゼロをめざしています
Qたばこについてなんですがよくモスなどに行く時にたばこを吸ってる高校生がいます。
私はぜんそくなのでたばこの煙を吸うとすぐせきなどもでたりするし、友達はコンタクトレンズをつけているのですがたばこの煙で目がすぐ乾いてしまいすごくめいわくをしています。
たばこを吸うのはその人の勝手なのですが、一人の人がたばこを吸うことによって周りの人の健康を害するということをもっとわかってほしいです。
たばこを吸うことによって人にも悪影響を及ぼし自分の健康もそこなうのだから、たばこに利点は無いと思います。
だから、私は将来絶対たばこをすいません。みんなももっと自分で自分の身体を傷つけている事に気づき、自分の身体を大切にしてほしいと思います。
A「ヘルシーピープルみえ・21」でも、未成年者の喫煙ゼロと分煙の推進を目標に揚げています。
「ヘルシーピープルみえ・21」では、正しい情報の提供により、未成年の喫煙の害を知ってもらい、「未成年のうちからたばこを吸わない」と呼びかけています。
また、食堂や駅のホームなど公共の場所での分煙を呼びかけ、あなたの言われるような受動喫煙の対策を推進しようとしています。
これについて、皆さんも活発なご意見をお寄せください。
Q副流煙が危険といわれていますが…
Aその通りです。副流煙、すなわち火をつけたたばこの先から出る煙は、タバコを吸っている本人が吸い込む煙(主流煙)に比べて高い毒性を持っています。アンモニアなどの刺激性ガスを含んで目や喉の粘膜に刺激を与えるほか、発がん性物質を含むタールや、ニコチンなどの有害物質の濃度は、主流煙の2~3倍であるといわれています。吸うときは自分の健康に責任を持ち、吸わない人には絶対に迷惑をかけないよう注意するのが、最低限のマナーです。
Q適当なお酒の量ってどれくらい?
A一日平均純アルコールで約20g程度であるといわれています。このだいたいの量は、それぞれ、ビール中びん1本、清酒1合、ウイスキー・ブランデーをダブルで1杯分(60ml)にあたります。もちろん、人によって個人差があり、少しお酒を飲んだだけで顔が赤くなるような人や高齢者、女性や小柄な人は、より少なめの量が適当です。言うまでもなく、アルコール依存症の人は適切な支援のもと、完全断酒が必要ですので当てはまりません。
Q未成年がたばこを吸うとどのような害がありますか?
A未成年者は細胞分裂が活発で、発ガン物質に対して敏感なため、未成年でのたばこ は肺がん・胃がん・喉頭がん等の発症率、死亡率が高くなります。
 また、14才以下で吸い始めた場合はがん、心筋梗塞で死亡する確率が非常に 高くなるといわれています。
 それ以外にも、免疫力が低下するため、風邪をひきやすくなったり、運動時の息切 れ、集中力の低下、また、ニコチン依存度が高いため、常習の喫煙者になりやすく なるといった害があります。
Q未成年喫煙者の肺ガンの発病年齢は何歳くらいですか?
Aご質問について現在特に統計資料などは持ち合わせていませんが、喫煙と肺ガンの関係を調査したデータ(喫煙開始年齢別に見た肺ガン死亡率、喫煙後の年数別に見た肺ガン死亡率)が下記アドレスにありますので参考にしてください。
http://www.ncc.go.jp/jp/statistics/2001/tables/t11_j.html
(国立がんセンターホームページ)

問い合わせ先:三重県健康福祉部 健康づくり室 健康対策グループ
電話:059-224-2294/ファックス:059-224-2340/E-mail:kenkot@pref.mie.jp

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たばこの害について 秋田県

1.たばこは、知らず知らずのうちにこんなところに害を及ぼします

http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1144549791048&SiteID=0

091019

2.たばこから母と子の健康を守りましょう
母になる女性の喫煙は、おなかの中の赤ちゃん(胎児)や母乳などを通して子どもの発育に悪い影響を与えることは知られています。


胎児への影響
 ・ 受精能力を減少させ、不妊の原因とも指摘されています。
 ・ 流産、早期破水、妊娠中の出血などと深い関係があります。
 ・ 「周産期死亡」(妊娠第22週以後の死産と出生後7日までの新生児死亡)が起こりやすくなります。
 ・ 胎児の発育障害や新生児の発育障害を起こしやすくします。
 ・ ヘビースモーカーの場合は、先天異常の発生率が高くなります。
 
子どもの発育への影響
 ・ 母親がたばこを吸うと、母乳を通してニコチンが赤ちゃんの体内に入ります。
 ・ 肺炎や気管支炎、喘息の原因になります。
 ・ 知能の発育にも悪影響を与えます。
 ・ 誤飲によるニコチン中毒を起こします。
 ・ 親の不注意でやけどをさせることがあります。
 

3.子どものたばこは絶対ダメ
日本では子どもの健全な成長を願って、「未成年者喫煙防止法」が定められています
子どもの喫煙は、心身の発達のさまたげとなるばかりか、ニコチン依存症や他の薬物への足ががりともなり、健康そのものへの関心を弱めてしまいます。
 
子どもの喫煙のきっかけ
 ・ 背伸びしたい年頃である中学から高校にかけて喫煙率が急上昇しています。
 ・ 子どもが喫煙習慣に染まるきっかけは「好奇心」「友人のすすめ」などです。 
 ・ 最初にたばこを手に入れるのは、「家にあったから」「友人からもらった」「自動販売機で買った」などです。
 
子どもがたばこを吸うとこんな影響が
 ・ 未成年者はニコチン依存症になりやすく、意志が弱く禁煙しにくい。
 ・ 喫煙からやがてシンナーや覚醒剤などのドラッグに興味を感じます。
 ・ 吸う年齢が早いほど「がん」や「心臓病」などにかかりやすく、死亡率も高くなります。
 
大人の責任は重大
 ・ 家庭で大人がたばこの見本を示さないようにする。
 ・ 健康への害をきちんと説明する。
 ・ 他人への迷惑、害を説明する。

健康福祉部 健康推進課
TEL:018-860-1422 FAX:018-860-3821 E-mail:kenkou@pref.akita.lg.jp

秋田県庁 〒010-8570 秋田市山王四丁目1-1 TEL:018-860-1111

http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1144549791048&SiteID=0

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まめなくんの禁煙手帳 島根県

「まめなくんの禁煙手帳」 島根県
まめなくんの禁煙手帳ができました!
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/kinentetyo.html

「たばこをやめてみようかな・・・」と思ったその日から活用できる手帳です。
禁煙を手助けする耳より情報がたくさん入っていて、「見て」「書き込めて」「確認できる」
便利な手帳です。自由にダウンロードして御活用ください。

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 (禁煙手帳の内容抜粋)
 ◆ 禁煙チャレンジ宣言をしよう!(P 3)
 ◆ 吸いたい気持ちのコントロールと体重増加対策(P 6)
 ◆ もう1週間頑張るよ!(P  9)
 ◆ もし、タバコを吸ってしまっても・・・(P 17)
 ◆ 禁煙チャレンジをして気づいたこと(P 18)
 ◆ 最後まで頑張りとおしたあなた、素晴らしい!!(P 19)

 ○まめなくんの禁煙手帳(PDF形式1173KB)
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/kinentetyo.data/mamenatetyo.pdf

〒690-0887 島根県松江市殿町111番地(センチュリービル5F)
0852-22-5329
0852-22-6328
kenkosuishin@pref.shimane.lg.jp
詳しくは
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/kinentetyo.html

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タバコと心

タバコと心

http://www.pref.fukushima.jp/seisinsenta/specify/kawara/smoking.html

◆タバコは心にも影響する

タバコについては、肺がんや心筋梗塞など、体への影響がよく言われています。しかし、それだけでなく、心への影響も大きいのです。タバコをすっている方は、タバコを吸うと気持ちが落ち着くとか、頭がすっきりするというふうに話されます。これは、単に気分の問題ではなく、実際に、喫煙者がタバコを吸うと覚醒度があがり、集中力が増すとする研究があります。タバコの成分はニコチンですが、ニコチンは、肺から吸収されたあと、10秒弱で脳に働き、このような効果が生じます。人間の脳にはニコチンに似た物質(アセチルコリン)があって、脳の働きの中で大切な役割を果たしています。たとえば、痴呆患者ではこのアセチルコリンの働きが低下しているとされます。喫煙によってニコチンが吸収されると、アセチルコリンのほか、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンといった脳内の物質の働きが影響され、これが、頭がすっきりするという効果にるわけです。このタバコの脳への影響には、よい影響と悪い影響があります。よい影響としては、パーキンソン病など、一部の病気について、タバコが予防効果を持つということです。一方で、悪い影響も様々あります。代表的なものは、依存症や、神経の発達の障害などに対する影響です。

◆タバコは特に若い人に悪影響を与える

タバコは、特に若い人の場合に強く悪影響を与えます。赤ん坊への影響はよく知られています。子供が生まれて、お父さんが家の中でタバコを吸えなくなったという話を聞きますが、赤ん坊のいる前ではタバコを吸ってはいけません。そのひとつの理由は、肺など、体の成長に影響があるからですが、心について言うと、神経の発達にも影響があります。子供が生まれた後も間接喫煙の影響がありますが、生まれる前、つまり、母親が妊娠中にタバコを吸っても、悪影響が大きいのです。妊娠中に母親がタバコを吸うと、生まれてくる子供が、ADHD(注意欠陥多動性障害)という落ち着きのない子供になりやすいということが示されています。ニコチンがお母さんのおなかを通して、子供の脳に影響するのです。出生後の心の成長については、まだ十分なデータはありませんが、動物実験では、思春期ごろまで、ニコチンが脳の成長に影響することが示されています。最近、思春期の方のニコチン中毒が大きな問題になっています。そうした方たちを見ると、このころは、大人よりも依存になりやすく、また抜け出しにくいように思います。

◆タバコとうつ病・自殺

もうひとつ、タバコについて重要なことがあります。それは、タバコを吸っている人ではうつ病や自殺の割合が高いということです。このことは専門家の間では知られているのですが、因果関係がまだはっきりしてないために、一般の方はあまり知らないかもしれません。つまり、タバコを吸うことが原因になってうつ病になったり自殺に至るのか、逆にうつ病などのときや、自殺に追い込まれるような精神状態だと、タバコに頼りやすいということなのか、という点です。今のところ、後者の方が正しいかと考えられています。確かに、イライラしたときは一服したくなる、ということは、よく聞きます。タバコの本数が心の状態を表してると言えるでしょう。

◆禁煙治療

さて、それでは禁煙の治療はどうするかということですが、現在、禁煙治療というと、ニコチンを皮膚から吸収する貼り薬(ニコチンパッド)などを使って、ニコチンはそのままにして、まず、タバコを吸う習慣をなくしていくことから治療します。そこでタバコを止めた後、さらに、ニコチンを徐々に減らして、ニコチン依存症を治していきます。最近の研究では、このときに、一部のうつ病の薬(抗うつ薬)を使うと、禁煙の成功率が高くなることが示されています。そのほか、抗不安薬という安定剤も使われることがありますが、こちらの方は、効果はあまり実証されていません。日本では、禁煙治療は、どちらかというと内科などで行われることが多いので、まだ抗うつ薬を禁煙治療に使うことは少ないと思いますが、今後、精神科でも禁煙治療が盛んに行われるようになると、こうした薬も、もっと使われるようになるでしょう。いずれにせよ、禁煙の努力が大切で、薬だけで治療するのではなく、禁煙の努力をしながらうつ病の薬を使うという姿勢が大切です。そのために、禁煙のカウンセリングを行う病院もあるようです。

◆専門家と協力して禁煙の努力を

タバコというのは、手軽に手に入るものですが、このように、体だけでなく心への影響も大きいのです。特に、子供への影響が大きいということは、よく知っておく必要があります。そして、ご存知のように、間接喫煙の害は、直接、吸っている方と同じ位にあります。子供の前でタバコを吸うことは、子供を喫煙に引き込む原因にもなりますので、そうした点にも注意が必要です。喫煙される方はこうした点をよくわきまえることが必要です。そして禁煙される方は、専門家と協力しながら禁煙の努力をしていくことが大切です。

◆参考文献

Hughes JR, et al.: Antidepressant for smoking cessation. Cochrane Database Syst Rev, 2003 (2)

Hughes JR, et al.: Anxiolytics for smoking cessation. Cochrane Database Syst Rev, 2000 (4)

Xu Z, et al.: Fetal and adolescent nicotine administration: effects on CNS serotonergic systems. Brain Res 914: 166-178, 2001

Malone KM, et al.: Cigarette smoking, suicidal behavior, and serotonin function in major psychiatric disorders. Am J Psychiatry 160: 773-779, 2003

Linnet KM, et al: Maternal lifestyle factors in pregnancy risk of attention deficit hyperactivity disorder and associated behaviors: Review of the current evidence. Am J Psychiatry 160: 1028-1040, 2003

○財団法人 喫煙科学研究財団「喫煙科学研究10年の歩み http://www.srf.or.jp/histoly/frames/history-frame.html

福島県

http://www.pref.fukushima.jp/seisinsenta/specify/kawara/smoking.html

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禁煙支援に有用なサイト

日本病院薬剤師会より

http://yakudi02.meijo-u.ac.jp/no/nos.html

■ 禁煙指導

禁煙治療のための標準手引書 第3版
日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会が作成。禁煙治療の具体的方法が記載
http://www.j-circ.or.jp/kinen/anti_smoke_std/anti_smoke_std_rev3.pdf
禁煙支援マニュアル
厚生労働省が作成し、各都道府県にCD配布。コピー使用可
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/manual/index.html
禁煙ガイドライン
9学会が合同で作成したガイドライン
http://www.jrs.or.jp/quicklink/glsm/guideline/nopass_pdf/smoking-cessation.pdf
禁煙ガイドライン ダイジェスト版
禁煙支援を中心とした上記のダイジェスト版
http://www.jrs.or.jp/quicklink/glsm/guideline/nopass_pdf/smoking-cessation_d.pdf
禁煙支援と喫煙対策
大阪府立成人病センターによる禁煙指導に役立つ情報が記載。医療機関の喫煙対策も紹介
http://www.mc.pref.osaka.jp/ocr/tobacco/index.html
Rx for Change
UCSF school of pharmacy & medicine が作成した禁煙指導教材。パワーポイント、ビデオなど [英語]
http://rxforchange.ucsf.edu/
Tobacco Cessation
ASHPの禁煙支援サイト [英語]
http://www.ashp.org/Import/PRACTICEANDPOLICY/PublicHealthResourceCenters/TobaccoCessation.aspx
Treating Tobacco Use and Dependence: 2008 Update
AHRQが医療従事者には禁煙支援の方法、喫煙者には禁煙方法を情報提供している[英語]
http://www.ahrq.gov/path/tobacco.htm#Clinic

Clinical Practice Guideline.
Treating Tobacco Use and Dependence Updated Chapter6に禁煙治療の様々なエビデンスが記載 [英語]
http://www.surgeongeneral.gov/tobacco/treating_tobacco_use08.pdf

■ エビデンス
WHOタバコ対策部門
世界の喫煙対策を先導するWHOの喫煙対策ページ [英語]
http://www.who.int/tobacco/en/
受動喫煙の健康影響:米国公衆衛生長官報告
受動喫煙に関する膨大なエビデンスをまとめたもの [英語]
http://www.surgeongeneral.gov/library/secondhandsmoke/
米国CDCの喫煙対策情報
米国疾病対策センター(CDC)による禁煙支援と喫煙対策のためのエビデンス集[英語]
http://www.cdc.gov/tobacco/
最新たばこ情報
厚生労働省による喫煙のリスク、統計情報、関連法規など
http://www.health-net.or.jp/tobacco/front.html
たばこと健康に関する情報ページ
厚生労働省による報告書・検討会等資料など
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html

■ 政策
禁煙とたばこ依存症治療のための政策提言
禁煙のための世界政策に関するWHOモスクワ会議を受けて2003年に作成された
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/izonshou/index.html
TOBACCO FREE JAPAN
日米の専門家と保健医療界のオピニオンリーダーが明白な科学的根拠に基づいた政策提言を目的として結集したプロジェクト
http://www.tobaccofree.jp/J/index.html
たばこ規制枠組み条約
外務省による日本語訳と説明文
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_17.html
たばこ規制枠組み条約第8条による受動喫煙からの保護に関するガイドライン
受動喫煙の危険を有効に防止できる具体的対策を明示
http://www.nosmoke55.jp/data/0707cop2.html
受動喫煙防止のための政策勧告
たばこ規制枠組み条約第8条(受動喫煙の防止)を実行するためにWHOが全締約国に向けて行った勧告
http://www.nosmoke55.jp/data/0706who_shs_matuzaki.html
神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例
たばこ規制枠組み条約を履行した全国初の条例
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kenkou/tobacco/tobacco_jorei.html

■ 動画、画像
EUの禁煙CM
WHOのサイト内にある禁煙CM [英語]
http://www.turner-associates.org/tfe-videoshowcase/tobaccofree4.html
オーストラリアの禁煙CM
ショッキングな映像が多い [英語]
http://www.quitnow.info.au/internet/quitnow/publishing.nsf/content/smokescreen-lp
韓国の禁煙CM
パパ、恋人、友情、歯牙変色、記憶力、口臭、リビング、カフェ編 [韓国語]
http://www.nosmokeguide.or.kr/movie/movie_list.asp?kind_chk=A&find_chk=T&find_str=%B1%A4%B0%ED
世界のタバコ警告表示
EU、ブラジル、カナダ、オーストラリア、タイ、シンガポール
http://www.tobacco-biyou.jp/package.html

■ 学会・団体・機関など
日本禁煙学会
認定制度、その他有用なリンク集多い
http://www.nosmoke55.jp/
日本呼吸器学会
禁煙支援小冊子がダウロンロードできる
http://www.jrs.or.jp/home/modules/citizen/index.php?content_id=81
日本循環器学会
禁煙治療のための標準手順書がダウンロードできる
http://www.j-circ.or.jp/kinen/anti_smoke_std/
洲本市禁煙支援センター
著作権フリーの禁煙指導用教材、有用なリンク集多い
http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/
International Pharmaceutical Federation (FIP)
禁煙支援薬剤師ネットワーク: 禁煙支援する世界中の薬剤師に情報交換の場を提供 [英語]
http://www.fip.org/www/index.php?page=menu_tobaccoassociation
健康・体力づくり事業財団
健康日本21:21世紀における国民健康づくり運動の中に禁煙も含まれる
http://www.kenkounippon21.gr.jp/index.html

■ 禁煙宣言
日本病院薬剤師会:禁煙推進宣言
http://www.jshp.or.jp/cont/071127.pdf
日本薬剤師会:禁煙宣言
http://www.nichiyaku.or.jp/contents/kinen/default.html
各学会・団体の禁煙宣言
http://www.eonet.ne.jp/~tobaccofree/sengengakkai.htm
International Pharmaceutical Federation (FIP):喫煙のない将来へ向けての薬剤師の役割
http://www.nichiyaku.or.jp/contents/kinen/fip.html
American Society of Health-System Pharmacists (ASHP):禁煙支援に関する声明1999年 [英語]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10096709
American Society of Health-System Pharmacists (ASHP):禁煙支援に関する新たな声明2009年 [英語]
http://www.ashp.org/import/news/pressreleases/pressrelease.aspx?id=518

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脱メタバコ支援マニュアル

脱メタバコ支援マニュアル

http://www.kenkoukagaku.jp/top/tabacco/metobacco.html

メタボリックシンドローム対策に禁煙は必須!!
特定健診・特定保健指導における禁煙支援マニュアルを作成
2008年度から特定健診・特定保健指導がスタートしました。メタボリックシンドロームに対する保健指導では減量を目的とした食事や身体活動に重点が置かれることになりますが、喫煙は動脈硬化性疾患の独立した原因であり、メタボリックシンドロームや糖尿病の発症のリスクを高めることから、禁煙に取り組む必要があります。

  そこで、大阪府立健康科学センターでは、特定健診・特定保健指導や職場の定期健康診断で活用できる禁煙支援の指導者マニュアル「脱メタバコ支援マニュアル」を作成しましたのでお知らせします。

 なお、このマニュアルは、ノバルティス ファーマ株式会社からの受託研究として作成しました。作成にあたっては、厚生労働科学研究費補助金(第3次対がん総合戦略研究事業)「効果的な禁煙支援法の開発と普及のための制度化に関する研究」班(研究代表者 中村正和)の協力を得ました。

全ページ一括ダウンロードはこちら(約2.7MB)

<本マニュアルの特徴>
◆ 第Ⅰ部では、疫学研究等のデータを用いて、喫煙者に禁煙支援を行う必要性と意義をわかりやすく解説しました。特に、喫煙とメタボリックシンドロームや糖尿病との関係についての最新のエビデンスを紹介しました。また、保険者として禁煙支援に取り組む経済効果についても試算したデータを示して解説しました。
◆ 第Ⅱ部では、メタボリックシンドロームで喫煙している喫煙者を「メタバコさん」、メタボリックシンドロームを有しない喫煙者を「オタバコさん」として、健診や保健指導の場でどのように禁煙の働きかけや支援を行えばよいのか、その方法について会話例を示して具体的に解説しました。
<本マニュアルの入手方法>
① ダウンロードで入手を希望される場合は、こちらのタイトル『脱・メタバコ支援マニュアル』(PDF:2.70MB)をクリックしてください。

② 郵送での冊子入手を希望される場合は、以下のアドレスに希望数量、送付先、連絡先(電話番号又はメールアドレス)をご記入の上、お申し込み下さい。metobacco@nko.co.jp
<本件に関する取材連絡先>
大阪府立健康科学センター TEL:06-6973-3535、FAX:06-6973-3574
  (担当医師:中村正和)(情報提供担当:高良 昇、増居志津子)

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