乳幼児突然死症候群
山形県
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/239751/mamanavi.pref.yamagata.jp/htmls/baby/sids.html
乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。日本での発症頻度はおよそ出生4,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多いとされています。発症は年々減少傾向にありますが、平成17年においては全国で196人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。
SIDSの原因はまだわかっていませんが、育児環境のなかにSIDSの発生率を高める3つの因子があることが、これまでの研究で明らかになってきています。
◆あおむけ寝で育てましょう~
たばこは、SIDS発生の大きな危険因子です。両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍もSIDSの発症率が高いという研究結果もあります。妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。妊娠自身の喫煙はもちろんのこと、妊娠や赤ちゃんのそばでの喫煙もよくありません。これには身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
◆できるだけ母乳で育てましょう~
母乳で育てられている赤ちゃんは、人工栄養の赤ちゃんと比較してSIDSが起こりにくいと考えられています。母乳による育児が赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児をすすめましょう。・・・これらのことはいずれもSIDSの直接の原因ではありませんから、必要以上に不安を抱くことは避け、これを参考に日頃の子育てを再確認していただき、おおらかな気持ちで子育てをしましょう。
(厚生労働省「乳幼児突然死(SIDS)をなくすために」より抜粋)
お問合せ 山形県健康福祉部児童家庭課
〒990-8570 山形市松波二丁目8-1 電話:023-630-2262
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/239751/mamanavi.pref.yamagata.jp/htmls/baby/sids.html
・・☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆ 公衆衛生ネットワーク 健康と医学のメーリングリスト 公衆衛生ネットワーク Public Health Network in Japan ,Since 2000 公衆衛生ネットワーク 公衆衛生ネットワークについて 原子力緊急事態宣言 公衆衛生ネットワークBooks 切明義孝の公衆衛生情報 切明義孝の健康日記 切明義孝ブログ 切明義孝の本棚 切明義孝のプロフィール 切明義孝の新型インフルエンザ関連情報 切明義孝の新型インフルエンザ対策マニュアル&グッズ 切明義孝の健康危機管理グッズ 切明義孝のおすすめ書店 切明義孝の食の安全ニュース 切明義孝のメンタルヘルス情報 切明義孝のホームページ 切明義孝のたばこ文書管理保管センター 切明義孝の万福ダイエット 切明義孝の禁煙情報 切明義孝の健康寿命の計算 たばこ文書保管管理センター Tobacco Documents Archives 切明義孝のタバコ産業への意見 切明義孝について *☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆・・
| 固定リンク
「たばこの胎児への害」カテゴリの記事
- 子どもの受動喫煙を防ぐには 副流煙の影響大 子どものいる場所では吸わないで(2024.07.08)
- 「妊娠中の過熱式たばこ、新生児に悪影響」京都の専門医、加熱式や電子たばこのリスクを解説(2024.06.24)
- 妊娠出産とタバコの子どもへの影響、そして家庭内での加熱式タバコ喫煙を考える(2024.06.03)
- 妊婦の受動喫煙は高リスク ~妊娠高血圧症候群(東北大学病院 岩間憲之講師)~(2023.09.04)
- 子どもがたばこを吸うとCOPDリスクはどれほど上がるか(2023.09.04)
最近のコメント