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IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

http://www.qlifepro.com/news/20140216/who-see-world-cancer-report-2014-edition-in-the-prevention-and-early-detection-to-save-the-world.html

予防、早期発見が重要性を強調

世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)は2月3日、世界がんレポート2014を発行した。2月4日の世界対がんデーを前に、40カ国以上、250人以上の科学者によってまとめられている。

治療費は年間1兆ドル超

2012年時点で年間約1,400万件の新規症例があり、今後20年の間に2,200万件まで増加する見通しだという。また、治療費は1兆ドルを超え、発展途上国はもちろんのこと、先進国においても経済的に大きな損失を与えている。

医療費を抑えるためには、予防が重要となる。例えば、B型肝炎やヒトパピローマウイルスなどへのワクチン接種は効果的だという。たばこの害を啓蒙すること、肥満を避けるようにすることで、そのリスクは大きく低減する。また、環境汚染が進む場所での労災を防ぐため、法的な対策も重要だとしている。

低予算かつ低技術でも行える早期発見手法の典型的な例としては、酢酸を用いた目視による子宮頸がん検診、冷却療法を用いた前立腺障害の治療がある。これらはすでにインドやコスタリカで効果を上げているという。

がん問題の解決は未だ難航

今回のレポートのレポート編集に携わったクリストファー・ワイルド博士は、「劇的ながん治療法の進歩にもかかわらず、未だ我々は、問題解決の糸口を見つけられていないことを示してる。世界規模のがん患者、そしてその治療費の増加に対処するため、予防と早期発見が必要不可欠である」としている。(渡辺亮)

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