高知県土佐市が子どもの健康づくり支援119項目を体系化
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高知県土佐市が子どもの健康づくり支援119項目を体系化 |
2014年03月26日08時18分 |
高知県土佐市は2014年度から3カ年計画で、子どもを対象に総合的な健康支援事業をスタートさせる。土佐市内の小学生の健診で基準を超える所見が指摘されたのを踏まえ、119項目の健康増進策を体系化したアクションプランをこのほど策定。子ども時代から健康づくりを根付かせ、成人後の生活習慣病予防に結び付けたい考えだ。 土佐市が12年度から小学5、6年生の希望者を対象に実施した「とさっ子健診」の結果、血圧や尿酸値などが正常値以上の子どもが6割を超え、食生活の乱れや就寝時間の遅延化の傾向が判明。土佐市は昨年3月、学校関係者らで健康づくり支援委員会を立ち上げ、アクションプランを策定した。 土佐市によると、「乳幼児期」(乳児~幼稚・保育園児)、「学童・思春期」(小学生以上)の2期に分け、それぞれ「体の健康」と、メンタルヘルスなど「心の健康」の支援、増進に取り組む。 乳幼児期は、歯磨き教室など現行の34施策に加え、妊娠期の支援強化、農園保育の実施などを計画。学童・思春期は、現行47施策のほか、とさっ子健診の中学生への拡大やたばこ害の啓発、カヌーなど親子体験ツアーなどを新たに盛り込んだ。 地域の運動広場の整備などハード事業も進める予定で、土佐市は14年度一般会計当初予算に約3億2千万円を計上した。板原啓文市長は「子どもを対象にすることで、大人の生活も変わってくる。生活習慣病予防などで全市民に効果を波及させたい」としている。
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