室蘭でたばこ不始末また火災、消防などが注意喚起
室蘭でたばこ不始末また火災、消防などが注意喚起
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/04/22/20140422m_03.html
【2014年4月22日(火)朝刊】
春の火災予防運動期間(30日まで)の中、たばこが原因とみられる火災が室蘭市内で連続して発生している。21日には室蘭市中央町2のJR室蘭駅近くのナナカマドの街路樹が、焼ける騒ぎがあった。室蘭地方気象台管内は今月に入ってから21日までに、前年同月より10日多い延べ11日間乾燥注意報を出してる。市消防本部と室蘭署は「乾燥して火が広がりやすいため、気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。
火災は同日午前9時57分ごろに発生。同本部と同署によると、ナナカマドの木から火が出ているのを通行人が発見、近くにいたタクシーの運転手が持っていたペットボトルの水を掛けて消し止め、大事には至らなかった。燃えた木の高さは約4メートル。地上1メートル付近のくぼみの縦5センチ横10センチほどがこげていた。燃えた部分は以前から炭化していたとみられ、同署では普段から木のくぼみ部分が灰皿代わりに使用されていたとみて調べを進めている。
室蘭市内では16日に母恋南町4の母恋南町公園で、公園内の車止めの丸太の亀裂部分にたばこの火が燃え移り消防車で消火する騒ぎがあったばかり。
同気象台によると、室蘭市内では4月に入ってから21日までに、乾燥注意報は11日間、雨量も累計7・5ミリと4月平均の75ミリに比べ極端に少ない。同気象台は「しばらくは雨が降らない。この先、1週間は(火災などに)注意してほしい」と警鐘を鳴らす。
火災が連続発生したことについて、同本部予防課は「喫煙者は最低限のマナーを守ってほしい」と訴えている。
(池田勇人)
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