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死因、目立つ大腸・膵・肺がん 道民分析

死因、目立つ大腸・膵・肺がん 道民分析

http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140423011110001.html

2014年04月23日

■健康づくり財団、道民分析

 道内の人は、全国に比べて大腸がんと膵臓(すいぞう)がん、肺がんで亡くなる人が多い――。こんな傾向が、北海道健康づくり財団が発表した最新の統計分析で明らかになった。専門家は「食生活や喫煙率と浅からぬ関連がある」と指摘している。

 同財団が、2003~12年の10年間の道民の死亡原因を、標準化死亡比(SMR)で分析した。SMRは、標準的な年齢構成などを考慮した対象地域の予測死亡数を、実際の死亡数と比較するもので、全国平均を100としている。統計的な有意差も調べた。

 それによると、全国に比べて道内のSMRが高いのは膵臓がん、肺がん、食道がん、大腸がん、乳がんなど。子宮がん(子宮体がん・子宮頸〈けい〉がん)は全国並みで、胃がん、肝臓がんは低かった。

 食道がんは小樽市、釧路市、室蘭市などの港町で高い傾向も見て取れたという。がん以外の死亡原因では、全国平均に比べて自殺率が高く、虚血性心疾患(心筋梗塞〈こうそく〉・狭心症など)、脳血管疾患による死亡率は低かった。

 分析に携わった北海道医療大学(当別町)の西基(にしもとい)教授(公衆衛生)は、膵臓がんや大腸がんのSMRは「肉を中心とした動物性食品が多い食生活の洋風化と深い関わりがある」と言う。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、道民の動物性食品の摂取量は全国と比べて多く、野菜の摂取量は少ない傾向がある。

 また、肺がんのSMRの高さは、道内の高い喫煙率と関連があるという。全国平均に比べて常に高いのが特徴だ。年々低下傾向にあるとはいえ、13年に日本たばこ産業が発表した喫煙率調査では、北海道は男性が34・3%、女性が16・4%だった。全国平均(男性32・2%、女性10・5%)と比べると、依然として高さが際立っている。

 道内は医師不足や施設の偏在があり、今後ますます予防医療に力を入れる必要があると言われる。西教授は「分析を地域の保健施策に生かして頂ければ」と話している。

 分析データは同財団のウェブサイト(http://www.hokkaidohealth-net.or.jp/)で近く公開される。現在公開中のデータは00~09年の分析分。

 (熊井洋美)

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