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アルトリア、州最高裁に上訴へ―101億ドル支払い命令の見直し要求

アルトリア、州最高裁に上訴へ―101億ドル支払い命令の見直し要求

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303493804579535220558126510.html

2014年 5月 01日  18:24 JST

 たばこ・食品大手の米アルトリア・グループは、たばこを「ライト」や「低タール」と売り込んで消費者を惑わせたとされる件で同社に総額101億ドル(約1兆0300億円)の支払いを命じた2003年の判断をイリノイ州控訴裁判所が復活させたことについて、裁定を不服として上訴すると考えを示した。

 イリノイ州第5地区控訴裁は29日、アルトリア傘下のフィリップモリスUSAに支払いを命じた03年のマディソン郡裁判所の判断を復活させた。これを受け、アルトリアは州最高裁に直ちに見直しを求める構えを示した。

 州最高裁がこの件について見直すまで、控訴裁の判断は自動的に保留となる。州最高裁は05年、マディソン郡の裁判所が03年に下した判断を覆していた。原告団は新しい情報があるとして控訴裁にあらためて審理を申し立てていた。

 アルトリアなどのたばこメーカーは10年以降、米国で販売するたばこに「ライト」、「マイルド」、「低タール」などと表示することを禁じられた。現在、アルトリアの「マールボロ・ライト」は「マールボロ・ゴールド」に、レイノルズ・アメリカンの「キャメル・ライト」は「キャメル・ブルー」に、それぞれ商品名を変更している。

 アルトリアのマレー・ガーニック副法務部長は発表文で、控訴裁は「この判断が集団訴訟としっかりと認定されたかどうかなど、イリノイ州最高裁が既に別の問題を指摘していたにもかかわらず、その復活を命じるという誤りを犯した」と述べた。

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