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喫煙所:市役所屋上に「将来見据え」整備 奈良・生駒

喫煙所:市役所屋上に「将来見据え」整備 奈良・生駒

http://mainichi.jp/select/news/20140728k0000m040028000c.html

毎日新聞 2014年07月27日 18時21分(最終更新 07月27日 19時14分)

 奈良県生駒市が市役所屋上に約1年前、喫煙所を約110万円で整備していたことが分かった。建物内全面禁煙などを目的に、最上階の5階に入る議会とも協議して設置した。議員24人のうち喫煙者は5人程度とみられる。市民に存在を知らせていなかったが、市総務課は「議員用では決してなく、将来を見据えた新たな喫煙所」と説明。中谷尚敬議長は「議員だけでなく、議会を訪れたお客さんや傍聴者も案内して使ってもらっている」と話す。

 市や議会によると、従来は会派の判断で控え室での喫煙を認め、市庁舎のうち議会がある5階だけ「分煙」だった。国の方針で官公庁での建物内全面禁煙への流れが強まる中、「市と議会の利害が一致」(総務課)し、2013年8月に工事。費用は議会費からではなく、市の通常の庁舎管理費から支出し、表には出なかった。

 喫煙所は5階から階段を上がり、ドアを開けて屋上に出たすぐ前の場所に設置。既設の庇(ひさし)を屋根の一部として活用しながら、風雨が強い時はドアを閉めて喫煙でき、換気扇も備えている。しかし、5階から屋上への階段前には「関係者以外立入禁止」の掲示があり、一般来庁者が普段、喫煙所の存在を知ることはない。

 市役所には以前から1階東側の外に来庁者用、地下駐車場に職員用の喫煙所がある。総務課の説明では、来庁者用喫煙所にはスロープ設置計画がある。地下は国の「建物外」の要件は満たしているが、煙への苦情から、いずれは移動させたい意向で、屋上に目を付けていたという。

 1年前も議長だった中谷議長は「『1階に降りて吸ってきて』とお客さんに言いにくい。たばこを吸うことは悪いことではない。経費がいくらだったかは知らなかった」と話す。一方、非喫煙の議員からは「実質的に一部議員のための公費支出と指摘されても仕方がないと思う。議会として市に要望したように市民に受け取られるのは心外だ」との声も聞かれる。

 市総務課は「経費は思った以上にかかったが、喫煙権は守る必要がある。これまで公にしなかったが、近い将来、一般来庁者の喫煙所に屋上を充てる可能性もある」とする。【熊谷仁志】

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