違法なたばこ販促活動 Anvisaが調査に乗り出す
違法なたばこ販促活動 Anvisaが調査に乗り出す
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/19443/cat/1
14/10/24 (11:22)
国家サニタリー監督庁(Anvisa)は22日、たばこメーカーとイベント主催者がたばこ関連製品の販促活動を違法に行ったという通報を受けたため、調査に踏み切ることを発表した。同日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。 通報によると、今月7日にサンパウロ市内で開催された教育調査研究所(Insper)の学生評議会主催のパーティーで、米フィリップモリス社のたばこブランド「マールボロ」の広告バナーが会場内の至る所に掲げられていたという。このイベントには約2000人の若者らが参加している。 Anvisaは、たばこ製品の広告や商業戦略がブラジル国内で禁止されていることを前置きした上で、「このようなマーケティング戦略は青少年に対する喫煙を促進する行為に当たるため、市民の健康を守るという観点からみると大きな脅威になる」とコメントしている。 現在、ブラジルの法律で許可されているたばこ関連の広告活動は、健康に対する警告メッセージを掲載したたばこのパックをたばこ販売所で展示することのみとなっている。 さらにAnvisaは、サンパウロ州とサンパウロ市の監査局と共に調査を進める方針を明かしており、その結果によっては製造メーカーとイベント主催者に対して罰金を科すとしている。
2014年10月24日付
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