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季節の変わり目に多発 「せきぜんそく」に注意

季節の変わり目に多発 「せきぜんそく」に注意

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2014110402000178.html

2014年11月4日

 風邪薬を飲んでも、せきがおさまらない-。しつこいせきの原因の一つに「せきぜんそく」がある。引き金になるのは、ハウスダスト、ダニ、花粉などアレルギーの原因物質や風邪のウイルスなど。悪化して本格的なぜんそく「気管支ぜんそく」になる人も少なくない。早めの治療が必要だ。(砂本紅年)

 東京都品川区の女性会社員(41)は四年前の年末、長引くせきに悩まされた。風邪薬が効かず、せきで眠れない。診療所で血液検査などをした結果、「せきぜんそく」と分かった。原因はハウスダスト。吸入ステロイド薬などで治療すると改善し、治療をやめた。

 翌年の十二月、再びせきに苦しんだ。産休中だったため別の診療所へ。風邪薬を処方されたが、せきは止まらず、肺が痛くて食事もままならない。せきは三カ月以上続き、別の病院で今回は気管支ぜんそくと診断された。「吸入薬を処方され、今では毎日欠かせません」

     ◇

 ぜんそくというと小児のイメージが強いが、気管支ぜんそく患者の七割以上は大人になってから発症。佐野虎ノ門クリニック(東京都港区)の佐野靖之院長=写真=は「大人の患者は過去三十年で三倍に。大人になって初めてぜんそくになる人が増えています」と話す。発症の多くは四十~六十代で、前段階の「せきぜんそく」の繰り返しから症状が進む人も多いという。

 せきぜんそくは季節の変わり目になりやすい。体質が変化し、気道が慢性的なアレルギー性の炎症を起こしているところへ、風邪のウイルス、気温差、花粉、ハウスダストなどの刺激が加わり、気道が過敏に反応。気道の筋肉が収縮し、せきが起こる。

 気管支ぜんそくと違って息苦しさや、ゼーゼー、ヒューヒューという「喘鳴(ぜんめい)」はないが、風邪薬やせき止めを飲んでも、たんを伴わない空(から)ぜきが続く。電話や長話をしている時、電車の中、または夜寝る前にせきが出る人、夜中にせきで目が覚める人は可能性が高いという。

 せきぜんそくには吸入ステロイド薬がよく効く。ごくわずかの量で気道の炎症を抑え、副作用がほとんどないのが特徴だ。通常は十日~二週間で治るが、「営業マンや学校の先生など話すことが仕事の人は治りにくい」と佐野さん。できればなるべくしゃべらず、風邪をひかないよう注意する。ストレスで悪化することもあるので無理をせず、たばこや酒も控える。

 放置すると約三割が気管支ぜんそくに移行する。大人のぜんそくは小児に比べて治りにくく、自然に治る人は一割以下。「症状がなくなっても、治療をやめると肺の呼吸機能が低下してしまう」という。医療費を助成している一部自治体もある。

 佐野さんは「おかしいと思ったら本格的なぜんそくになる前に、呼吸器内科など専門医に診てもらって」と話している。

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