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かぎたばこは「入門編」と警告、火を使うたばこを始める人が3.7倍に

かぎたばこは「入門編」と警告、火を使うたばこを始める人が3.7倍に

http://www.mededge.jp/a/resp/6738

2015年1月8日 1:00 PM

水たばこも問題に、広告規制も求める、米国のがん研究グループが報告

 かぎたばこの広告が一般紙でも目立つようになっている。

 海外でかぎたばこそのものは口腔がんのリスクを高めると分かっているが、さらに火を使うたばこの「入門編」になると警告が発せられている(「無煙たばこ」も発がん性化学物質、かみたばこやかぎたばこも影響無視できずを参照 http://www.mededge.jp/a/resp/6190)。

代替品は使わないほうがいい

 米ノリス・コットンがんセンターとダートマス大学のサミール・ソネジ氏らの研究グループが、有力医学誌の小児科版であるジャマ(JAMA)ペディアトリクス誌で2014年12月8日に報告している。

 たばこを吸わずに、水たばこやかぎたばこのような代替品を使う若者は米国でも多くなっているようだ。

 日本でも店舗で水たばこを提供している場所があったり、かぎたばこについては大々的な広告も展開されるようになっている。

 研究グループは、喫煙したことのない人が水たばことかぎたばこを使った場合、その後に火を使う従来型のたばこにつながっていくか危険度を検証した。

 対象は15歳から23歳の米国の約1600人。2年間追跡した。

喫煙の程度も強くなる

 調査開始時点で喫煙していなかったのは約1050人。71人は水たばこ、20人はかぎたばこを使っていた。

 調査開始時点で水たばこあるいはかぎたばこを使っていると、2年間のうちに喫煙を始めている危険度はそれぞれ2.6倍と3.7倍と高いと分かった。さらに、30日以内に喫煙している危険度はそれぞれ2.5倍、6.2倍、喫煙の程度の高い危険度も2.6倍、4.5倍となっていた。

 研究グループは、「米国食品医薬品局(FDA)はかぎたばこや水たばこの宣伝を規制をすべきだ」と強調している。

 日本でもにわかに電子たばこを含めた規制の議論が始まっており、かぎたばこも検討対象になりそうだ。

 

文献情報

Soneji S et al. Associations Between Initial Water Pipe Tobacco Smoking and Snus Use and Subsequent Cigarette Smoking: Results From a Longitudinal Study of US Adolescents and Young Adults. JAMA Pediatr. 2014 Dec 8. [Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25485959

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