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喫煙者必見、たばこで何人病気になるの?

喫煙者必見、たばこで何人病気になるの?

2014年12月11日 5:00 PM

http://www.mededge.jp/a/resp/5385

 これまで米国では、たばこが原因でどれだけ多くの人がどのような病気にかかっているのかという状況の、きちんとまとまった報告がなかった。

 今回、米国食品医薬品局(FDA)を中心とした研究グループが、喫煙を原因とする主な病気、いわゆる「たばこ病」にかかっている人の状況の統計データを出し、有力医学誌ジャマ(JAMA)インターナル・メディスン誌2014年12月1日号で報告した。

米国でたばこ病の人数を推定

 喫煙は、体のほとんど全ての臓器に対して害があると言っても過言ではない。しかも、たばこを吸わなければ起きないような病気まで引き起こす。

 研究グループは米国の2009年の人口データと、2006年から2012年の成人の国民健康調査のアンケートデータに基づき、国民の喫煙率を計算した。また、「人口寄与危険度」という指標を用いて、たばこ病の罹患人口をまとめた。

 結果、2009年に米国でたばこ病と診断されている35歳以上の人は690万人だった。この690万人が国民健康調査で自己申告した症状は重複しており、合計1090万となっていた。

吸うか吸わないかはあなた次第

 ところが、代表的なたばこ病、「慢性閉塞性肺疾患」で実際に病院にかかっていた人数と国民健康調査で答えていた人数を照らし合わせたところ、調査の方が少なかった。

 あらためて人数を割り出したところ、米国では2009年に約1400万人の成人がたばこ病にかかっていたと推定された。

 今回のデータは代表的なたばこ病だけのものなので、もっとマイナーなたばこ病も含めると、推定人数はもっと増えることとなる。

 たばこは依然として米国で、吸わなければ予防できたはずの病気の原因になっているのは事実。禁煙がいかに大事かを、もっと社会に広めていく必要性があると研究グループは主張している。

 

文献情報

Rostron BL et al,Estimation of Cigarette Smoking–Attributable Morbidity in the United States.FREEONLINE FIRST. JAMA Intern Med. 2014;174:1922-8.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25317719

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