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たばこで血糖値まで気にしないといけない、「インスリン抵抗性」が問題に

たばこで血糖値まで気にしないといけない、「インスリン抵抗性」が問題に
喫煙本数が多いほど、リスクも高く

http://www.mededge.jp/a/resp/8123

2015年2月5日 11:00 PM

 たばこは糖尿病を招く。

 その一つの問題として、血糖値が下がりにくくなるインスリン抵抗性と関係しているという報告が出ている。

 喫煙する人は気にしたい。

血糖値の下がりにくさから心臓病に?

 チュニジアの研究グループが、フランスの循環器系の専門誌(Annales de Cardiologie et d’Angéiologie)2015年1月16日号オンライン版で報告しているものだ。

 たばこは、心臓病など循環器系の病気につながると分かっている。その関係の中の一つとして、インスリン抵抗性がある。インスリン抵抗性があると、血糖値が下がりにくくなり、動脈硬化が進んで、循環器系の病気を引き起こすという考え方だ。

 今回は、たばことインスリン抵抗性の関わりがどれくらい深いかが調べられた。

 研究グループは、糖尿病と診断された138人の非喫煙者と162人の喫煙者を比較した。

 簡単にインスリン抵抗性を測れる指標として、空腹のときの血糖値とインスリンの値を掛け合わせて値に基づく「HOMA-IR指数」という値を参考にした。

本数が多いほど問題に

 結果として、たばこを吸っていると、吸っていないよりも、空腹のときの血糖値が高いほか、空腹のときのインスリンの値も高く、HOMA-IRの値も高いと分かった。

 喫煙者は1日の喫煙本数や喫煙期間が多かったり、長かったりするほど、糖尿病に近づく可能性があるようだ。空腹時のインスリン、HOMA-IRの値はそれぞれに強く関係した。

 ニコチン代謝産物である尿中コチニンを調べる都、こちらもHOMA-IRと関連があった。喫煙者ほどインスリン抵抗性ができやすく、結果として心臓病などにかかりやすい可能性がある。

 たばこを吸っているときには血糖値まで、非喫煙者以上に注意しなければならないわけだ。

文献情報

Haj Mouhamed D et al. Effect of cigarette smoking on insulin resistance risk. Ann Cardiol Angeiol (Paris). 2015 Jan 16. [Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25620470

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