【喫煙を考える】受動喫煙めぐり分かれる見解 喫煙・非喫煙… 1番望ましい解決法は?
【喫煙を考える】受動喫煙めぐり分かれる見解 喫煙・非喫煙… 1番望ましい解決法は?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150212/dms1502121203004-n1.htm
2015.02.12
東京都が有識者らを集めて行っている受動喫煙防止対策検討会の第3回会合(1月22日開催)。「受動喫煙の最大の被害者は従業員」として条例化を求める東京都医師会、「子どもへの影響を憂慮する」などで喫煙の規制を望む東京消費者団体連絡センターに続いては、たばこが商売道具である全国や東京都のたばこ商業協同組合連合会が意見を述べた。
同連合会は現在、全国約8万人のたばこ小売業者で構成されている(うち東京都は約5000人)。最盛期は25万人の巨大組織だったが、喫煙率の低下やコンビニの台頭などで今では3分の1以下に減少。
さらに廃業に追いやられる「たばこ屋さん」が相次いでいる。一方で、約40年にわたり街頭の美化活動に取り組み、たばこの吸い殻の減少や喫煙者マナーの向上に貢献している。
そうした団体が訴えるのは、「他県で施行されたような一律的・強制的な条例によるものではなく、各事業者が施設の態様や利用実態に合わせ、実現可能で多様な分煙のあり方を選択できること」だ。
次に登場した日本フードサービス協会も、「外食産業は、各施設の管理者の判断により喫煙、分煙、禁煙など“お客さまに選んでいただける空間”を提供することが望ましい」との考えを示し、業界内では喫煙ルームの設置やエアカーテンの導入、時間分煙、フロア分煙などの取り組みが急速に進んでいることをアピール。「条例化よりも、業界が自主的に取り組む方策の促進が重要」と訴えた。
検討会の座長を務める中央大学大学院法務研究科の安念潤司教授は、「規制に関しては大まかに2つの選択肢があると思う。1つは、受動喫煙が有害であるというはっきりした証拠が出るまで規制しない。もう1つは、先に規制した後で有害でない、あるいは有害性が微弱であるとわかったら規制を解除するというもの。一般的に考えるなら、後戻りが可能な形で規制するのがいいのではないか」としながらも、「非喫煙者を保護しつつ喫煙者の自由を保護できる方策があればそれが1番望ましい」との考えを示した。
検討会は、2月の第4回、3月の第5回会合で方針を決定する。「1番望ましい」解決法が見いだせるよう期待したい。
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