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喫煙で脳にダメージか カナダの大学などが研究結果発表

喫煙で脳にダメージか カナダの大学などが研究結果発表

http://www.sankei.com/life/news/150310/lif1503100017-n1.html

2015.3.10 08:00更新

記憶や思考などの機能を担う「大脳皮質」は喫煙でダメージを受けているかもしれない。そんな研究結果をカナダ・マギル大などのチームが発表した。

 大脳皮質は大脳表面にある厚さ数ミリの神経細胞の層。加齢に伴い薄くなることが知られている。

 認知症ではない高齢者約500人(平均年齢72・7歳)の脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影。大脳皮質の厚さと喫煙歴の関係を分析した。

 すると、大脳皮質は「たばこを吸ったことがない人」「かつて吸っていたがやめた人」「今も吸っている人」の順に、より薄くなる傾向がみられた。また、禁煙すると、厚さが回復する可能性を示唆する結果も得られた。

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