« JTなど反発…たばこ「魅力削ぐ包装」各国に波紋 問われる経済・表現の自由 . | トップページ | 【マレーシア】需要が高まりつつある電子たばこ »

アスリートは注意、前十字靭帯(じんたい)手術後、「たばこ」などの条件で悪化

アスリートは注意、前十字靭帯(じんたい)手術後、「たばこ」などの条件で悪化

再建手術の後の「生活の質(QOL)」を調査

http://www.mededge.jp/a/bojm/11626

2015年4月15日 6:00 AM

 前十字靭帯(じんたい)が切れることがある。

 「たばこを吸っている」といった条件に合てはまる場合、手術の後の生活の質が悪化する可能性が高まるようだ。

 アスリートで靭帯を切ることは国内でもある。手術を受ける場合には、禁煙には努めるとよいかもしれない。

6年後は快適?

 米国の研究グループが、整形外科分野の専門誌、ジャーナル・オブ・ボーン・アンド・ジョイントサージェリー誌2015年4月号で報告した。

 研究グループによると、米国では、年間20万人が前十字靭帯が切れるようなけがを負っているという。

 今回、2002年から2004年にかけ靭帯の再建術を受けた1512人について、手術当初、手術後2年、手術後6年の時点で自己申告による「健康状態調査票(SF-36)」というアンケートによって生活の質を調べた。対象者の93%から少なくとも1回の回答を得られた。

100点満点で点数化

 身体的な生活の質は、100点満点での点数の推移で見ると、手術当初は41.9点、2年後は53.6点、6年後は54.0点と改善していくと分かった。一方で精神的な生活の質も、手術当初は51.7点、2年後は52.0点、6年後は52.4点と改善していた。

 手術から6年後の時点で、生活に支障のない状態での生存年数を5.3年延ばす効果があると判定できた。

 身体的な生活の質が高まると予測できる要因としては、手術当初の点数が高いこと、年齢が若いこと、手術当初のBMIが低いこと、外側半月板の損傷についての治療を受けていないことなどがあった。

 逆に身体的な生活の質の点数が低くなると予測できる要因は、手術を繰り返していること、手術当初にたばこを吸っていること、教育を受けている期間が短いことなどがあった。

 日本でも手術を受ける人は少なくない。とりわけ行動によって変えられる喫煙については改めるとよいのだろう。

文献情報

Dunn WR et al. Baseline predictors of health-related quality of life after anterior cruciate ligament reconstruction: a longitudinal analysis of a multicenter cohort at two and six years. J Bone Joint Surg Am. 2015;97:551-7.

http://newsroom.aaos.org/

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25834079

|

« JTなど反発…たばこ「魅力削ぐ包装」各国に波紋 問われる経済・表現の自由 . | トップページ | 【マレーシア】需要が高まりつつある電子たばこ »

たばこの害」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1106442/59665447

この記事へのトラックバック一覧です: アスリートは注意、前十字靭帯(じんたい)手術後、「たばこ」などの条件で悪化:

« JTなど反発…たばこ「魅力削ぐ包装」各国に波紋 問われる経済・表現の自由 . | トップページ | 【マレーシア】需要が高まりつつある電子たばこ »