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電子たばこ、葉巻、水たばこ含めたたばこ製品の全面規制を要請、米国の主要31団体

電子たばこ、葉巻、水たばこ含めたたばこ製品の全面規制を要請、米国の主要31団体
米国心臓協会や米国がん学会など名を連ねる

2015年5月7日 6:00 AM

http://www.mededge.jp/a/resp/12689

 米国心臓協会や米国がん学会など公衆衛生や医療に関わる31の主要団体が、オバマ大統領に対し、電子たばこ、葉巻、水たばこを含めたたばこ製品の全面規制を要請した。

電子たばこの利用が急増

 団体の連名で2015年4月28日に発表したもの。

 今回の要請によると、電子たばこの使用が若者の間では普通の紙巻きたばこによる喫煙をしのぎ、2013年~2014年に3倍に増加しているという。

 葉巻や電子たばこには規制が無いために、若者にアピールをするような戦術や甘い香り付けをするなどマーケティングは野放図になっているという。

 米国食品医薬局(FDA)は紙巻きたばこ、無煙たばこ、手巻きたばこは規制。2009年のたばこ規制法の範囲を全てのたばこ製品に広げることは可能という。FDAは、2011年4月に全てのたばこ製品を規制するという意向を表明していたが、今回の要請によると、規制の進展はないようだ。

新たな規制を求めるたばこ製品

 今回の要請では、たばこ製品の現状をそれぞれ分析している。

 電子たばこについて、電子たばこの使用は若者の間で爆発的に増加していると説明する。2013年~2014年に高校生の使用は4.5%から13.4%に上昇。中学生では、1.1%から3.9%に上昇しているということで、若年層での普及が急速だ。米国疾病対策センター(CDC)によれば、2014年に電子たばこを使用している若者は240万人に上るという。

 葉巻について、全体的に葉巻の使用は減少してはいるが、高校生は紙巻きたばこと同じ割合で葉巻を吸っているというわけでやはり若年層で問題になっている。葉巻が10.8%で、紙巻きたばこが10.6%。アフリカ系米国人の間では、葉巻が最も一般的なたばこ製品。紙巻きたばこの2倍近い割合で葉巻を吸っている。

 水たばこも若年層で広がっている。中学生および高校生の両方で水たばこの使用は約2倍になった。2013年には5.2%だったものが、2014年には9.4%に増加した。今回の陽性では、水たばこには、若者の受けを狙ったフルーツやキャンディの香りのものがあると問題視している。米国疾病対策センターは、水たばこによる喫煙は、紙巻きたばこと同じ健康上のリスクがあると警告している(中高生の間で電子たばこと水たばこが拡大中、米国で警告 http://www.mededge.jp/a/resp/12343 を参照)。

 今回の要請に参加する団体は、FDAに対し、紙巻きたばこのマーケティングに関する規制を拡張するよう求める。新たな製品規制を設け、子どもの受けを狙うような香料の使用禁止を求めている。

文献情報

31 Leading Health Groups Urge President Obama to Issue Final Rules Regulating All Tobacco Products, Including E-Cigarettes and Cigars.American Heart Association News Room. 2015 Apr 28 [Digital File]

http://newsroom.heart.org/news/

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