強烈な眠気は成功へのカウントダウン!禁煙すると体におこる変化とは
強烈な眠気は成功へのカウントダウン!禁煙すると体におこる変化とは
2015/05/20 17:40
http://woman.infoseek.co.jp/news/bodycare/venustap_1504186
5月31日は世界禁煙デーです。そして、5月31日から6月6日までの1週間は禁煙週間となっています。
そこで今回は、保険ショップ『保険クリニック』が20~60歳の男女500名を対象に行った喫煙状況の調査から分かった、最近の喫煙実態を紹介。さらに、禁煙することで起こる身体の変化についてもお伝えします。
■禁煙したいと思っていてもなかなか実行できない!?
現在喫煙している107人に「禁煙したいと思いますか」と聞いたところ、男女とも4割以上が「禁煙したいと思っているが、いつするかは分からない」と回答しました。「禁煙しない」と合わせると70%前後の人は、今すぐ禁煙するつもりがないということが明らかになりました。
■では禁煙して良かったことは?
禁煙できた人に「禁煙して良かったことは何ですか」と質問した結果、男女とも1位は「たばこの臭いがしなくなった」でした。また、男性で2位、女性で3位になったのは「たばこが吸えない環境でもイライラしない」、男性で3位、女性で2位が「食事が美味しく感じる」という回答でした。
上位3つの回答に男女差はありませんでしたが、4位以下の回答を見てみると、男性は「お小遣いが増えた」、女性は「肌がきれいになった」が上位にランキングしており、性別ならではの回答がランクインしていたのが特徴的でした。
■便秘に……禁煙すると起こる身体の変化
健康のことを考えてたばこをやめようと決意してみたものの、禁煙を始めたばかりの頃は“禁煙離脱症状”と呼ばれるツライ禁断症状と闘わなければなりません。ここでは、禁煙直後に起きる代表的な症状をご紹介します。
(1)イライラする
これが一番よく聞く禁断症状だと思います。イライラの原因の一つとして、喫煙者がニコチン依存症状態であることが挙げられます。ニコチン切れ状態になると、イライラしてしまい、それを避けたいがために喫煙をやめられなくなります。このイライラを薬などを使ってどうにかして断ち切れないと、たばこをやめることはできません。
(2)便秘になる
ニコチンには血管収縮作用があります。朝一番にたばこを吸うと便意をもよおしやすいのは、胃腸の毛細血管が刺激され収縮するからだと言われています。
しかし、“たばこを吸って便を出す”という状態が慢性化してしまうと、“吸わないと出ない”という悪い習慣が染みついてしまいます。食生活や生活環境を見直して、自然に排便する体内リズムを取り戻しましょう。
(3)強烈な眠気に襲われる
禁煙すると、当然脳にもニコチンが届かなくなりますが、これが眠気の原因と言われています。ニコチンは、脳内を覚醒させるアセチルコリンと同じような働きをします。
そのため、定期的にニコチンが届く脳は、このアセチルコリンの分泌が抑えられてしまうのです。そして禁煙によりニコチンが入らなくなると、脳は覚醒させる物質がない状態に……。これが強い眠気を引き起こします。
禁煙離脱症状が出ているということは禁煙の効果が出ているという証拠。「何か自分の身体がおかしくなったのでは」と不安に思わず、「ニコチンが抜けてきた!」とポジティブに受け止め、今度こそ禁煙を成功させましょう。
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