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水たばこを30分吸うだけで血管に急激な変化、ヨルダンからの報告

水たばこを30分吸うだけで血管に急激な変化、ヨルダンからの報告

https://www.mededge.jp/a/resp/15419

2015年7月2日 11:30 PM

 水たばこが思わぬ悪影響を及ぼす可能性があるようだ。

 中東で一般的な水たばこを、日本でも都市部などで提供する場もあるが、注意すると良さそうだ。

水たばこによる喫煙

 ヨルダン理工科大学の研究グループが、アテローム性動脈硬化症と関連する病気に関する国際的医学誌アセロスクレローシスで、2015年2月28日に報告した。

 水たばこによる喫煙を含む新しい形態のたばこは世界的に人気が高まっているようだ。

 研究グループは、たばこを吸っているということを除けば健康な人を対象として調査を行った。

 研究対象となったのは53人。そのうち女性は36%、平均年齢22.7歳、BMI23.4と標準体重の範囲だった。

 安静時の前腕の血流のほか、血管の抵抗、静脈の容量、静脈を流れる血液の量を計測した。

 運動の習慣については「略式国際身体活動アンケート」と呼ばれる調査で判定。体力は6分間のウォーキングと握力で判定した。

水たばこで血管に影響

 水たばこで30分間たばこを吸うと、急激に血管機能と静脈機能が低下した。

 この変化は、体力の弱い人や肉体活動のレベルの低い人で顕著だったと分かった。

 水たばこは、静脈を流れる血液の量に中程度の影響を及ぼし、血管抵抗に中程度の影響を及ぼしていた。

運動と血管に関係

 運動の習慣や圧力は血管の機能と強く関係していた。

 まず、運動は、安静時の血流と強い関連があり、血管抵抗と中程度の関連があった。

 さらに、握力は、静脈容量と中程度の関連があり、閉塞後の血流と中程度の関連があった。

 6分間で歩いた距離は、安静時の静脈容量と中程度の関連があった。

 水たばこによる喫煙は、血管機能の急激な変化と関連があり、運動の習慣の無い人や、若い人の体力レベルに悪影響を与えるという結果だ。

 急激な変化というのは注意したいところだ。

文献情報

Alomari MA et al.Acute vascular effects of waterpipe smoking: Importance of physical activity and fitness status.Atherosclerosis. 2015;240:472-476. [Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25909821

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