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【喫煙を考える】完全禁煙ではない近年の五輪開催都市 競技場など公共場所は禁煙でも屋外は…

【喫煙を考える】完全禁煙ではない近年の五輪開催都市 競技場など公共場所は禁煙でも屋外は…

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150708/dms1507081203011-n1.htm

2015.07.08

 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、「東京都受動喫煙防止対策検討会」が行われてきた。だが、条例制定の是非を示すには至らず、都に対し「国の動向を踏まえながら2018年までに条例化について検討を行う」と提言するにとどまった。

 飲食店や公共施設の禁煙の義務化は当面見送られる形となったが、罰則付きの条例化にこだわってきた一部委員は、「WHO(世界保健機関)やIOC(国際オリンピック委員会)は常に“脱たばこ”を掲げてきており、これまでのオリンピック開催都市も条例などで喫煙を規制してきた。東京もそれらにならい完全禁煙を徹底すべきだ。そうでないと、世界に対して恥ずかしい」といまだ鼻息が荒い。

 しかし、IOCが1988年に採択した「たばこフリーポリシー」は、「オリンピック会場では禁煙環境を確保する」であり、それ以外の場所を一律禁煙としているわけではない。つまり、先の委員が言うような「完全禁煙」「たばこの徹底排除」をうたう内容ではない。それは、「たばこフリーポリシー」や、WHOが2005年に発効した「たばこ規制枠組条約」などをふまえた、近年の開催都市での喫煙規制措置を見ても明らかだ。

 08年の北京は、公共場所の屋内や公共交通機関は禁煙だったが、屋外は「公園については喫煙室または喫煙区域の設定可」とし、その他については規制はなかった。また屋内の例外としても、飲食店や一部公共交通機関の待合室、ホテル・旅館、招待所、訓練施設、休暇村などは、喫煙場所の設置を認めていた。

 10年の冬季バンクーバーも、公共場所の屋内や公共交通機関は禁煙だったが、屋外に条件はなかった。

 12年のロンドンは公共の場所とともに屋内の飲食店なども禁煙だったが、ホテルなどの宿泊施設は個々の部屋を喫煙ルームに指定でき、屋外に条件はなかった。

 14年の冬季ソチは、屋内は禁煙だがホテルや飲食店は喫煙可能だった。屋外は公共交通機関の駅から15メートル未満のエリアと、公園、ビーチで禁煙だったのみ。

 このように、どの開催都市も喫煙できる場所を認めていた。

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