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会議会場は禁煙施設優先 青森県健康福祉部、受動喫煙防止PR

会議会場は禁煙施設優先 青森県健康福祉部、受動喫煙防止PR

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00010003-dtohoku-l02

デーリー東北新聞社 8月8日(土)11時39分配信

 青森県健康福祉部は9月から、同部が主催する会議やイベントの会場選びの際、施設内禁煙を行っている施設を優先することを明らかにした。7日、県庁で一戸和成部長が行った説明の場には、自ら「そっくりだ」と認める県の健康づくりキャラクター「マモルさん」も同席。短命県返上に向けて2人のマモルさんが“ツーショット”で、受動喫煙防止対策をPRした。
 
 2013年国民生活基礎調査によると、県民の喫煙率は、男性が全国一、女性も2番目に高い。県が本年度、県内の宿泊施設を対象に行った調査では、禁煙や喫煙室の設置などの対策を取っていない194施設のうち、6割強で今後も実施予定はないと回答。県内では「(受動喫煙防止の)取り組みが進んでいない」(一戸部長)という。

 同部が行う会議などの会場選びはこれまで、県庁からの近さや空き状況から判断していたが、今後は「施設内禁煙」を第一条件に選び、施設の受動喫煙防止対策を後押しする。ただ、当分の間は、会議室やそのフロアの禁煙、喫煙室が設置されているなどの対策があれば、施設内禁煙に準じて扱う。

 同部が主催する会議などは年間160回ほどあり、ほとんどが青森市内。これまで頻繁に利用してきた施設6カ所のうち、条件に合うのは4カ所という。今後は、県の他の部局や県内の市町村にも取り組みを広げていく考えだ。

 マモルさんと“会見”した一戸部長は「県の健康課題は山積している。たばこを吸える環境も多く、吸わない人への影響もある。取り組みが健康に対する一つの考え方を変えるきっかけになれば」と強調した。         

デーリー東北新聞社

    

最終更新:8月8日(土)11時39分

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