「無添加・天然たばこ」の宣伝文句は違法=米当局
「無添加・天然たばこ」の宣伝文句は違法=米当局
http://jp.wsj.com/articles/SB12096842380967064583604581197403363869170
米食品医薬品局(FDA)は27日、たばこメーカー3社に対して、「無添加・天然たばこ」という宣伝文句を用いたたばこ製品の販売は連邦法に抵触するとして警告書簡を送った。
FDAは、こうした言葉を使った警告書簡を送付するのは初めてだと述べた。警告書簡が送られたのは、「ナチュラル・アメリカン・スピリット」ブランドのたばこを展開する米たばこ大手 レイノルズ・アメリカン 、「ウィンストン」を展開する英 インペリアル・タバコ 、「ナットシャーマン」を展開する米シャーマンズ1400ブロードウェイNYC。「ナチュラル・アメリカン・スピリット」と「ウィンストン」は米国で売り上げ上位10位に入っているブランドだ。
FDAたばこ製品センターのミッチ・ゼラー所長は発表文で「『無添加』『天然』などと宣伝されたたばこが、科学的な裏付けなしで、他のたばこよりリスクが少ないと消費者に誤解されるやり方で販売促進されないよう徹底する」と述べた。
レイノルズは、FDA書簡を精査していると述べた。ナットシャーマンはコメントを控えた。
インペリアルの米国子会社ITGブランズは、自社の製品がは州法・連邦法を順守しているとして、発表文で「この問題をめぐるFDAの見方には反対だが、FDAと関わり、数日以内に書簡に対する回答を出す」との意向を示した。
FDAによれば、たばこ製品の包装に「無添加」で「天然」と表示するには、それが従来のたばこよりも健康へのリスクが少ないことを証明する「リスク軽減たばこ製品(MRTP)」の申請をする必要がある。FDAがたばこ業界を監督する権限を委ねられた2009年以降、MRTPと承認されたたばこ製品はない。
たばこメーカーはFDAに対して、こうした宣伝文句をめぐる計画を説明する回答を提出するまで15日の猶予がある。FDAは対象となった企業がこれを怠った場合、罰金、刑事訴追、差し押さえなどの追加措置を講じる可能性があると述べた。
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