中国、3億5千万人超が喫煙 関連疾患死は年120万人超
中国、3億5千万人超が喫煙 関連疾患死は年120万人超
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=136847
2015年10月12日 13:44
【北京共同】世界最大のたばこ消費国である中国で、現状が続けば若い男性の3人に1人が、がんなど喫煙に関連した疾患で死亡するとの研究結果を英国の大学や中国の衛生当局の研究者らがまとめた。中国英字紙、チャイナ・デーリーが11日までに報じた。 同紙によると、研究は、1970年以降に生まれた男性のうち約3分の2が喫煙者で、多くが20歳を前に喫煙を始めていると指摘。このまま喫煙を続ければ、その半数が喫煙に絡んで死亡するとしている。 当局の統計では、中国には現在喫煙者が3億5千万人以上おり、毎年120万人以上が喫煙に関連した疾患で死亡しているという。 中国の肺がん治療の専門家は、中国の肺がんの90%が喫煙と関連していると指摘。今回の研究結果を報告した別の専門家は「大量の死を食い止めるには禁煙しかない」と警鐘を鳴らしている。
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