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喫煙者は毎日「レモン20個分」のビタミンCを失っている⁉

喫煙者は毎日「レモン20個分」のビタミンCを失っている⁉ http://news.mynavi.jp/news/2015/11/14/245/

[2015/11/14]

引き上げが検討されていたたばこ税ですが、先日増税見送りが決定しました。

喫煙者には朗報かもしれないのですが、「たばこが1,000円になったらやめよう」と思っていた人には、きっかけが無くなってしまったとも言えそうです。

“百害あって一利なし”と言われるように、たばこが身体に与える影響は多くあります。

今回は、その中でも “たばこが肌に与える影響”について、メンズコスメアドバイザーの筆者がご紹介します。

■たばこを吸うとビタミンCが減少

特に、たばこに含まれるニコチンは強い依存性があり、血中濃度が下がると無意識にニコチンを欲して喫煙行動を繰り返してしまいます。ニコチンの血中濃度は40分前後で半減するとされるため、ヘビースモーカーは40分くらいたつと、またたばこが吸いたくなるというわけです。

たばこを1本吸うごとに、美肌成分の代表格とされるビタミンCは、25~100mgほど減ると言われています。ビタミンCの必要摂取量は1日約100mgですが、1日1箱たばこを吸う人はなんと500mg~2,000mgのビタミンCが失われることになります。これはレモンなら5~20個分、みかんなら14~57個分に相当します。食品で補てんできる量ではありません。

■ビタミンCと肌の関係

ビタミンCには、シミの元であるメラニン色素を防ぐ作用があります。不足するとシミやソバカスなどの色素沈着がおこりやすくなってしまいます。しかも、肌の弾力を保つコラーゲンの生成阻害を起こすためで、ハリやツヤが失われるだけでなくシワもできやすくなります。

また、たばこを吸うことによっても活性酸素が増えますので、日焼けなどのダメージに対する抗酸化作用も失われてしまい、老化促進の原因になるおそれがあります。

肌の老化は女性だけの問題ではありません。肌年齢は、第一印象を大きく左右します。いつまでも若々しさを保ちたいと考えるなら、そろそろたばことは縁を切るべき時ではないでしょうか。

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