たばこの害から子ども守ろう 神戸で対策フォーラム
たばこの害から子ども守ろう 神戸で対策フォーラム
2015/11/19 20:28
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008580265.shtml
たばこの有害物質から子どもを守るため、喫煙者を減らす対策を考える「2015たばこ対策フォーラムinひょうご」(兵庫県主催)が19日、神戸市中央区の県看護協会であった。医療関係者ら約150人が、県内での取り組みを学んだ。
県の受動喫煙防止条例の全面適用から1年が経過したのを受け、初めて開いた。
姫路薬剤師会の杉本香織理事は、学校薬剤師らでつくるグループが、就学前後の子ども向けに上演するエプロンを使った人形劇を紹介。「たばこ大魔王」と子どもたちが戦う物語で、劇を通じて、たばこの正確な知識や吸わないことの大切さを伝える。
杉本さんは「子どもは素直に聞いてくれるが、成人後に喫煙しないためには、私たちが短時間かかわるだけでは難しい」と指摘。「地域や家族、先生と協力し、子どもが自分自身を大切にする気持ちをはぐくめるような教育をできたら」と話した。
また、国立がん研究センターの望月友美子たばこ政策研究部長が、たばこ対策をめぐる「世界の潮流、日本の課題」と題して講演。県内で禁煙対策に取り組む団体の担当者らは「たばこの害から子どもを守る」をテーマに発表した。(段 貴則)
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