マリフアナのにおい流れるニューヨーク
マリフアナのにおい流れるニューヨーク
http://www.asahi.com/articles/ASHDS4CMKHDSULPT001.html
ニューヨーク・タイムズ
2016年1月13日18時18分
路上にマリフアナのにおいが流れている。ニューヨークというより、あのヘイトアシュベリー(サンフランシスコ市内、1960年代のヒッピー文化の拠点)のにおい。どこであれ、街にはそれぞれ独特のにおいがあるけれど、ここニューヨークのブルックリンやマンハッタンの路地や公園では、マリフアナが街の空気に混じり込んできた。
ニューヨークでは公共の場でマリフアナを吸引するのは、今も違反行為である。にもかかわらず、路上や公園でマリフアナたばこを吸っている。彼らの言い分はこうだ。米国内の他州では嗜好(しこう)用としてのマリフアナ吸引が合法化された。ニューヨークでも市警察トップまで麻薬に関する姿勢を緩和している。だから、路上で吸っても大丈夫だろう、安心して吸える空気が広がっている。
確かにマリフアナの所持や吸引は違法だが、逮捕されるのは一定以上の「マリフアナ所持」になった。少量のマリフアナたばこに火をつけただけでは逮捕の対象とはならず、警官は(通常、裁判所への)出頭命令書を渡すようになった。一方で、地元の人びとは、よそからきた連中が、流行だ何だといってマリフアナを広げようとしていると苦り切っている。
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