喫煙者の3割が「たばこやめたい」 喫煙率微増し19・6% 厚労省調査で判明
喫煙者の3割が「たばこやめたい」 喫煙率微増し19・6% 厚労省調査で判明
http://www.sankei.com/life/news/151209/lif1512090056-n1.html
2015.12.10 08:25更新
厚生労働省が実施した平成26年国民健康・栄養調査で、喫煙率は19・6%で前年から0・3ポイントの微増だったことが9日、分かった。喫煙者のうち「たばこをやめたい」と考える人が3割に上っていることも判明。厚労省は飲食店や百貨店など「公共の場での原則全面禁煙」を打ち出しており、禁煙対策の一層の取り組みが注目される。
国民健康・栄養調査は26年11月、無作為抽出した約5400世帯を対象に実施した。喫煙に関する質問には男女計約7600人が回答。その結果、男性(3560人)の喫煙率は前年と同じ32・2%。女性(約4千人)は8・5%で前年比0・3ポイント増だった。
男女合わせた喫煙率は16年に26・4%だったが、その後2回のたばこ税引き上げの影響などで低下。特に1本当たり3・5円引き上げられた22年は前年より約4ポイント下がった19・5%で、その後は横ばいで推移している。
| 固定リンク
「たばこの害」カテゴリの記事
- 中国製たばこか、長崎・熊本・鹿児島の海岸に大量漂着…市民団体回収も「拾っても拾っても出てくる」(2024.09.09)
- 「たばこ吸っている」男性31.4%、女性10.4% - 22年度特定健診の問診回答で、健保組合(2024.09.09)
- 若い女性が吸う「加熱式タバコ」の危険性とは。「乳がん」や「子宮頸がん」のリスク増(2024.09.09)
- 受動喫煙が肺がんを引き起こすしくみを解明、能動喫煙とは異なる(2024.09.02)
- 大麻の過剰使用、頭頸部癌のリスクを増やす(2024.09.02)
最近のコメント