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大手たばこ会社、パッケージ規制めぐりEU司法裁で不利な判断の恐れ

大手たばこ会社、パッケージ規制めぐりEU司法裁で不利な判断の恐れ

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NZTXJD6K50XU01.html

2015/12/24 08:50 JST

    (ブルームバーグ):米フィリップ・モリス・インターナショナルやブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)などのたばこ会社は、視覚的イメージや文字でたばこの健康リスクの警告を表示する包装パッケージを義務付ける欧州連合(EU)指令をめぐる争いで、EU司法裁判所(最高裁に相当)の法務官から痛い一撃を受けた。    

司法裁のジュリアン・ココット法務官は23日に拘束力のない見解として、2014年のEU指令が健康リスクに関する警告を見やすくしその効果を高めることに寄与していると指摘した。    

23日のこの見解は、英裁判所判事が昨年、EU指令の拘束力の有無をEU加盟国判事らに尋ねたことを受けたもの。187億ポンド(約3兆3600億円)規模の英たばこ市場のシェアをほとんど占めるフィリップ・モリスとBAT、インペリアル・タバコ・グループ、日本たばこ産業(JT)は今月、英国の措置が企業の知的財産権を侵害しているとして、再び裁判を起こしている。    

ココット法務官は、EU加盟国が包装パッケージの基準をさらに発展させロゴを付けず何の表示もない包装を義務付けることなどは自由だとの見解も示した。    

ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ダンカン・フォックス氏は「たばこ会社には打撃となるが、EUが同指令を策定したことを考えれば大きな驚きとは言えない」と述べ、EU司法裁が指令を支持すれば「何の表示もない包装の実施を望む欧州諸国にとってはいい免責条項になる」と指摘した。    

複数のたばこ会社は今年、EU加盟国が包装標準化のためのより厳格な規制を独自に導入することを認める指令の条項に異議を唱えて、EU司法裁に訴えていた。EU司法裁の最終的判断は4-6カ月後となる見通しで拘束力があり、通常は法務官の見解を踏襲する。    

原題:Big Tobacco Risks EU Court Defeat Over Tough Packaging Rules (2)(抜粋) Big Tobacco Is Back in Court to Save U.K. Brands From Extinction (抜粋)    

記事に関する記者への問い合わせ先:ルクセンブルク Stephanie Bodoni  sbodoni@bloomberg.net;ロンドン Sam Chambers  schambers7@bloomberg.net   

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Peter Chapman  pchapman10@bloomberg.net   

更新日時: 2015/12/24 08:50 JST

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