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英、たばこパッケージ統一化 業界の異議、司法が退ける

英、たばこパッケージ統一化 業界の異議、司法が退ける

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201605/CK2016052102000262.html

2016年5月21日 夕刊

【ロンドン=小嶋麻友美】英政府は二十日、たばこのパッケージの大きさやデザインを統一し、喫煙による健康被害を強調する制度を施行した。昨年成立した法律に対し、たばこ業界が異議を申し立てていたが、英高等法院が十九日に棄却した。

 パッケージは暗緑色を基調に、前面と背面に健康被害を示す写真と警告文を大きく配置する。銘柄の名前もすべて同じ書体で目立たせず、独自のロゴや色を禁止。商品の差別化を困難にし、消費者の購買意欲を減退させる狙いだ。

 「プレーン・パッケージ」と呼ばれる統一化による規制の手法は、オーストラリアが二〇一二年に導入したが、たばこ業界は「競争を阻害し、知的財産を侵害する」と反発。英国の規制を巡っては、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)や日本たばこ産業(JT)の海外子会社など四社が異議を申し立てていた。しかし、高等法院は「子どもが生涯にわたって依存症になることや、早期の死や病気を防ぐ倫理的側面」を重視して退けた。

 たばこの害を訴える英国の健康推進団体ASH(アッシュ)は「たばこ産業の圧倒的な敗北」と判決を評価。一方、ロイター通信によると、BATとJTは控訴する方針という。

 欧州連合(EU)も二十日から、パッケージの前面と背面の面積の65%を喫煙の害に関する警告文を掲載し、「ライト(軽い)」「ナチュラル(天然)」など誤解を招く文言を禁じるなどの規制強化を開始。フランス、アイルランドでも英国と同様のパッケージの統一化に乗り出す予定で、司法のお墨付きを得て各国に広がりそうだ。

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