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受動喫煙NO! 宮城の喫煙率全国3位

受動喫煙NO! 宮城の喫煙率全国3位 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160602_13070.html

 世界禁煙週間(5月31日~6月6日)に合わせ、たばこの健康被害について学ぶ講座が東北大病院(仙台市青葉区)であった。都道府県別喫煙率で宮城はワースト3。専門家は「県による受動喫煙防止条例の制定が必要だ」と訴える。
 講座では、黒沢一東北大教授(呼吸器内科)が「喫煙者は多くのがんで発症リスクが上がる上、煙の粒子が呼吸器を破壊し、正常な呼吸が困難になる『慢性閉塞(へいそく)性肺疾患』などを引き起こす」と解説した。
 東北大病院は2002年に禁煙外来を開設。担当の山本蒔(まき)子医師は「自力で禁煙に成功するのが1割といわれる中、禁煙外来の成功率は7割。ニコチン依存症は病気の一種で、禁煙外来は確立した医療だと理解してほしい」と話す。
 厚生労働省の13年国民生活基礎調査によると、喫煙率は北海道(27.6%)、青森(25.9%)、宮城(24.1%)の順。全国では神奈川や兵庫が罰則規定のある受動喫煙防止条例を制定し、効果を上げているという。
 宮城の場合、施設ごとの禁煙・分煙ルールを記した「ガイドライン」にとどまっている。山本医師は「喫煙室を設けても出入りの際に煙が漏れれば分煙も安全とは言い切れない」と指摘し、強制力のある条例の必要性を強調した。
2016年06月02日木曜日


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