たばこ包装に警告画像、成人の7割が「賛成」
たばこ包装に警告画像、成人の7割が「賛成」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160602-OYTET50012/
2016年6月2日
たばこの包装に健康への影響を警告する表示について、現在より面積を広げたり注意を促す画像を入れたりすることに、7割が賛成しているとする調査結果を、国立がん研究センターがまとめた。
たばこ包装の警告表示を厳しくすることへの理解が、日本でも進んでいることが裏付けられた。
調査は4月、インターネットで実施。成人2000人が回答した。
警告表示の面積拡大に賛成が72%、反対は7%だった。黒ずんだ肺などの画像付き警告表示には、70%が賛成し、反対は8%にとどまった。喫煙者に限って見ても、賛成はいずれも半数近くに上り、反対の2割前後を上回った。
画像付き警告表示は、すでに77か国で実施されている。表示面積も日本は30%だが、世界保健機関(WHO)は50%以上を推奨している。
同センターたばこ政策支援部の平野
公康
研究員は「画像付き警告表示を採用した結果、喫煙率が下がったとの海外の報告もある。日本も速やかに導入すべきだ」と話している。
| 固定リンク
「たばこ対策」カテゴリの記事
- 川崎市 都市公園 来年4月〜原則禁煙へ 受動喫煙対策を強化(2024.09.20)
- EU、屋外施設にも禁煙拡大提案 電子たばこも対象(2024.09.20)
- EUのたばこ新規制、禁煙エリアを屋外に拡大(2024.09.20)
- 横浜市公園2700カ所を全面禁煙に 山下公園など観光地も対象「合理性に欠ける」指摘も(2024.09.20)
- ソウル・無人電子たばこ店が半年で4倍に急増…追いつかない「成人認証」に懸念(2024.09.20)
最近のコメント