« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月

9月からたばこ箱の警告表示義務化、罰則も

9月からたばこ箱の警告表示義務化、罰則も

http://www.nna.jp/articles/show/1495569

2016/08/19(金)

ミャンマー保健省は9月1日から、国内で販売される全てのたばこのパッケージに、健康被害への警告とたばこの危険性を訴えるイラストの表示を義務付ける。6カ月の猶予期間後、規定通り箱の表面積の75%以上に警告を表示しない場合、罰則を科す。

イレブン電子版が17日に伝えたところによると、保健省公共衛生局のトゥザ・チット・ティン局長は、今後、テレビやラジオを通じて周知させると話した。メーカーには警告を表示したパッケージに切り替えるため、6カ月の猶予期間を設ける。

規定外のタバコを販売した店には初回は1万~3万チャット(約830~2,500円)の罰金、再犯なら3万~10万チャットの罰金と最長1年の禁錮刑を科す。

ミャンマーではたばこの消費量が多く、喫煙は深刻な公衆衛生上の問題と考えられている。2014年に実施された調査では、喫煙率は26.1%(男性43.8%、女性8.4%)。このうち80%が日常的に喫煙している。かみたばこや、ビンロウの種を葉で包み石灰と一緒にかむベテル・チューイングの利用率は43.2%(男性62.2%、女性24.1%)だった。

ミャンマーたばこ製品消費規制中央委員会は14年8月、たばこ箱の警告表示などに関するガイドラインを定めていた。

 

| | トラックバック (0)

【コラム】「タバコ止めたら」と簡単に言うけど喫煙者は離脱症状で悶絶するような思いをするのである

【コラム】「タバコ止めたら」と簡単に言うけど喫煙者は離脱症状で悶絶するような思いをするのである

http://rocketnews24.com/2014/12/03/517188/

2014年12月3日

一昔前に比べて、喫煙者の肩身がすっかり狭くなった。路上喫煙を条例で禁止しているところも多く、店内禁煙の飲食店も少なくない。きっと非喫煙者の方は、「タバコなんて、やめりゃいいのに」と思っているかもしれない。

それが簡単に止められないのだ! ということで今回は、「タバコを止めるにあたって、どのような変化が喫煙者に起きているか」を、お伝えしたいと思う。道のりはかなり険しいんだよ。本当に……。

・2度の挫折

私(記者)は過去に、2回ほど禁煙にチャレンジしている。言うまでもなく、その2度の挑戦が失敗に終わったため、現在も喫煙している次第だ。つい先日、人間ドックを受けるために「12時間の禁煙」が必要になったため、過去の挫折を思い出した。たった12時間と思われるかもしれないのだが、これが思いのほか厳しかった。

以下は、いわゆる離脱症状の一端だ。時間が経つにつれてレベルが高くなっていく。これはあくまでも、私がタバコを止めようとしたときの経験に基づいたものだ。

・私が経験したタバコの離脱症状

レベル1 ソワソワし始める
レベル2 喫煙に代わる何かを探し始める
レベル3 アメやガムで気を紛らわせる
レベル4 一旦は気が紛れてホッとする
レベル5 しかしニコチンを摂取できずに、ソワソワし始める
レベル6 ソワソワがイライラに変わる
レベル7 若干頭がぼんやりとする
レベル8 タバコを吸いたいという欲求が一度去る
レベル9 「もしかしてこのまま禁煙できるのでは?」と、かすかな自信を持つ
レベル10 一度去ったはずの欲求は、倍以上の力を持って帰ってくる

レベル11 イライラとした感情が抑えづらくなってくる
レベル12 このレベルになると、アメやガムはあまり威力を発揮しない
レベル13 頭がボーッとするようになって、集中力を著しく欠くようになる
レベル14 不意に強烈な眠気に見舞われるようになる
レベル15 一人でいると、ぼんやりとしてしまい動きが止まる
レベル16 身体に何か深刻な変化が起きているのではないかと、自分のことが不安になる
レベル17 不安によってネガティブな思考が芽生える
レベル18 「なぜ自分はタバコを止めるのか?」と、自問し始める
レベル19 タバコを止めるメリットを疑い始める
レベル20 時間経過がゆっくりしているように感じる

レベル21 頭がボーッとする感覚や眠気が繰り返し訪れ、全然集中できなくなる
レベル22 周囲が全体的にぼんやりとしているような感じがする
レベル23 立ちくらみやめまい
レベル24 頭痛を感じる場合がある
レベル25 吐き気にも似た感覚が訪れる場合がある
レベル26 すでに禁煙を後悔し始める
レベル27 完全に意志を試されている
レベル28 周囲で喫煙している人がいるかどうか、匂いだけでわかってしまう
レベル29 タバコを吸う以外に、この離脱症状の苦しみから抜ける道はないと考える
レベル30 もう吸おう! 今すぐ吸おう! と本気で思う

・30までが一山だった

私の経験上、ここまでは一山で、これを越えたレベル31で「喫煙欲求がストンと落ちる」に到達する。この山を越えるかどうかが、最初の困難である。この先に行くと、定期的に「猛烈に吸いたい」という欲求が呼び起こされ、その度に “自分との戦い” が再開する。道のりは長い。

・人と約束しない

ついでに、“最もやってはいけない禁煙チャレンジ” についても触れておこう。それは、「親しい人と一緒に止める」というものだ。お互いが良好な関係を築いているうちはいいのだが、もしもその相手との関係がマズくなった時、禁煙の約束は破綻する。

・じっくり取り組んだ方がいい

「なんであんなヤツと、禁煙の誓いなんか立てたんだろう」。その思いに苛まれて、勢いで吸うことになりかねない。しかも、一度裏切りをしてしまえば、お互いの仲も修復困難になってしまう。禁煙の誓いは自分だけでした方が良いだろう。お察しの通り、私はそれで失敗している訳だが……。

とにかく無理やりにタバコを止めようとしても、挫折を繰り返すだけになってしまうので、じっくり取り組む方が良さそうである。

執筆:佐藤英典

| | トラックバック (0)

たばこのせいで寝たきりに? 筋肉そのものを弱らせる働きも

たばこのせいで寝たきりに? 筋肉そのものを弱らせる働きも

https://news.nifty.com/article/item/neta/12120-18532_1/

   2016年08月07日 12時00分

 チェコ共和国の研究グループが、喫煙は筋肉減少症(サルコペニア)をより進行させる可能性があると報告した。喫煙は心肺機能だけでなく、筋力そのものにも悪影響を与えるという。

 喫煙がスポーツの大敵であるだけでなく、筋肉も減少させるならば、肥満や高齢者の転倒のリスクを高めることにもなるため、喫煙にはさらなる注意が必要だ。

□筋力低下の悪循環 最悪寝たきりにも

 私たちは40歳ごろから加齢とともに徐々に筋力が低下してくる。筋肉量が低下する年齢になったのにもかかわらず、年に見合った食事や運動をせずにいると、年齢を重ねるごとにその筋肉量の低下は加速していく。

 筋力が低下するとおのずと人間の活動量も減り、肥満にもなりやすくなる。そうなると、膝への負担も増えて、特にお年寄りでは転倒リスクが上がってしまう。体重の増加が膝に負担をかけて転びやすくし、ケガをすればいっそう活動しにくくなり筋肉量はさらに低下する。

 この悪循環は、最悪の場合、寝たきり状態を引き起こしかねない。そこで大切なのは、身体機能低下の原因を見極め、進行の予防をすることだろう。これには、栄養や適度な運動が一定の効果を発揮する(※1)。

□喫煙と筋力低下の関係

 このように、筋力の低下は、それが引き金となり健康にさまざまな悪影響を与える

 さらに、チェコのチャールズ大学研究グループの報告では、喫煙が筋肉の減少に影響を与えるという。

 研究グループは過去に出版された筋力低下症(サルコペニア)に関する論文を集め、合計2万2515人分のデータを基に調査を行った。そして、原著論文の中では行われていない解析を新たに行い、今まで埋もれていたデータを見つけ出した結果、喫煙と筋力低下の関係性を発見したのである。

□たばこで筋肉が減るのはなぜ?

 なぜ喫煙が筋力を低下させるのだろうか? 今回の研究ではその直接の原因は明らかになっていないが、考えられることとして、まずは喫煙による毛細血管の収縮で起こる血流量の減少がある。血流量が減少すると、筋肉に運ばれる栄養素と酸素も減るため、筋肉が衰弱するということだ。

 また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液の酸素運搬能力を低下させることも要因となるだろう。

 その他、たばこはビタミンC不足を引き起こすが、筋肉の成長に大きな役割を果たすビタミンCが不足すれば、当然、筋力は低下してしまう。

 また、喫煙によって体内に入ったニコチンなどの有害物質を処理するためには、肝臓などで毒素分解系の酵素群(タンパク質)も過剰に使われるため、その分、筋肉の材料となるたんぱく質が不足してしまうことも考えられる。

□たばこの計り知れない影響

 たばこにはニコチンや一酸化炭素、タールなど200種類以上の有害物質と64種類の発がん物質が含まれている

たばこを長期間吸い続けると、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、心疾患をはじめ、さまざまな病気のリスクを高める。たとえば、非喫煙者の死亡リスクを1とした場合、喫煙者が肺がんで死亡するリスクは男性が4.8倍、女性が3.9倍、COPDは男性が3.1倍、女性が3.6倍にもなるのだ(※2)。

このような観点からも、たばこはできるだけ吸わないほうがいいのだが、それでもどうしてもやめられない人もいるだろう。そんな人は、せめて周りに気を遣う必要があるだろう。喫煙者が直接吸い込む主流煙よりも、たばこの先端から立ち上る副流煙のほう有害物質を多く含んでいて、たばこを吸わない人の健康にも影響を与えるのである(※2)。

| | トラックバック (0)

肺がん発症、免疫力の個人差と関係…たばこ吸わない人も発症多く

肺がん発症、免疫力の個人差と関係…たばこ吸わない人も発症多く

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160817-OYTET50009/

2016年8月17日

 免疫力の個人差が肺がんの発症しやすさと関係していると、国立がん研究センターなどのチームが、科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した。肺がんの発症予測や予防、治療などに役立つと期待される。

 肺がんは、がんの中で最多の年間約7万4000人が亡くなる。肺がんの中でも最も多い「肺腺がん」は、たばこを吸わない人も発症することが多く、予防が難しい。

 チームは、肺腺がんの約半数を占める、特定の遺伝子に変異を持つがん患者約3000人と、がんではない約1万5000人で、約70万か所の遺伝子のパターンの違いを比べた。

 この結果、多くのがん患者の遺伝子には、新発見の2領域を含む6領域に特有のパターンが見られた。このうち免疫に関与する遺伝子領域に特有のパターンを持つ人は、持たない人に比べ1・3倍程度がんになる危険性が高かった。

 同センター研究所の河野隆志分野長(がん遺伝学)は「今回の成果に、生活習慣などを組み合わせて、肺がんの発症予測モデルを作りたい」と話す。

| | トラックバック (0)

中国の乗客トラブルはなぜ続出?「機内でたばこを吸う計画」を実行した男、拘留処分に―中国

中国の乗客トラブルはなぜ続出?「機内でたばこを吸う計画」を実行した男、拘留処分に―中国

http://www.recordchina.co.jp/a147813.html

2016年8月18日(木) 3時0分

2016年8月16日、中国新聞網によると、中国海南省三亜市の公安当局は同日、旅客機内でたばこを吸った乗客の男に5日間の行政拘留と3000元(約4万5000円)の罰金処分を科した。

男が搭乗したのは重慶から三亜に向かう北京首都航空5186便。トイレの近くに座っていた客から「たばこの臭いがする」という連絡を受けた客室乗務員が調査したところ、29歳の男が喫煙していたことが判明した。男は機内でたばこを吸うためにライターを隠し持って乗ったことを認めている。

中国ではこれまでも乗客による機内トラブルがたびたび起きており、同メディアは「中国のルールで機内での喫煙は禁じられている。離着陸時を含め、たばこを吸うのは不可」と注意を促している。(翻訳・編集/野谷)

| | トラックバック (0)

内はNO外はOK分煙の街リオ ポイ捨てたばこなし

内はNO外はOK分煙の街リオ ポイ捨てたばこなし

http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/general/news/1691302.html

2016年8月8日9時48分

 南米初となるリオデジャネイロ五輪が開幕した。五輪で話題になるのが喫煙の問題。昨今の開催都市は受動喫煙防止に関する法整備がなされてきた。リオも同様で、建物内での喫煙は認められていない。駅構内やレストランのテラス席でも、厳しく規制されている。

 一方、外での喫煙は基本的に自由。大通りに多く設置されているゴミ箱の上部には、灰皿も付いている。愛煙家はレストランにいても、いったん外に出て、一服し、外の灰皿で処理する。

 世界的に有名なコパカバーナビーチでも同様。屋根しかないビーチ沿いの店でも禁煙で、1歩外に出れば喫煙が可能になる。五輪会場のメインプレスセンターでも例外はない。ルールがしっかりと守られ、ポイ捨てたばこもほとんどない。

 東京都ではどうか。各自治体で路上喫煙に関する条例の基準がまちまち。飲食店でも「分煙」「全面喫煙可」として、喫煙を認めているところが多い。これでは、訪日外国人も混乱する。愛煙家のために喫煙場所をしっかりと決め、ルールを守れる法整備が必要だ。

| | トラックバック (0)

ワイン、たばこ、コーヒー… 「歯につく色素」は身体に悪いのか?

ワイン、たばこ、コーヒー… 「歯につく色素」は身体に悪いのか?

http://www.mag2.com/p/news/216223

2016.08.17

タバコや食品の色素による歯の着色汚れ。見た目が良くないと気にする方は多くいますよね。ただ、見た目以外にそれらの色素による歯や身体全体への影響はあるのでしょうか。

詳しくいみていきましょう。

歯の着色汚れ「ステイン」ができるメカニズム

歯の着色汚れを「ステイン」と言います。その原因として、コーヒーやワイン、紅茶、緑茶、カレーなどの食品に含まれる色素、タバコのヤニがあります。

歯の表面には唾液で作られる「ペリクル」という薄い膜があります。

ペリクルは虫歯を作る酸から歯を守ってくれる役割がある一方で、ステインのもとになるものを吸着する性質があり、ペリクルに含まれるたんぱく質やカルシウム、金属イオンと食品の色素物質が化学反応を起こしてステインとなります。

長期間にわたって歯に沈着すると、見た目でも気になるほどの着色汚れとなるのです。

色素成分の身体への影響

ステインの原因となる食品は、先にも挙げた代表的なもの以外にも、バナナ、りんご、ぶどう、柿、ブルーベリーなどの果物類、緑黄色野菜、ココア、チョコレートなど、日常にあふれています。

これらの食品に含まれる“色素成分”は、「ビタミンB群」や、近年第7の栄養素と言われ注目されている「ファイトケミカル(ポリフェノール、タンニン、アントシアニン、カテキン、リコピンなど)」です。

ビタミンB群は、食べた物をエネルギーに変え、代謝を促したり、血液や細胞を作るのに欠かせません。また、ファイトケミカルは、老化や病気の原因となる細胞の老化を防ぐ抗酸化作用を持つのが特徴です。

つまり、色素成分自体は身体にとって積極的に摂るべき成分なのです。

一方で、タバコのヤニ(ニコチン、タール)は植物などに含まれる樹脂。歯だけではなく、喉や内臓にこびりつき、そこにとどまって有害物質を出し続けます。

お口の中の害だけを考えても、ステインだけではなく、歯茎の変色や歯周病、虫歯の原因にもなる、身体に悪影響を及ぼす成分です。

ステインの身体への影響

次に、ステインの身体への影響について考えてみましょう。

ステイン自体が歯や身体に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、ステインができると、歯の表面が滑らかでなくなるため、食べ物のカスや色素成分がつきやすくなり、磨き残しも多くなります。

するとステインがさらにできやすくなったり、虫歯や歯周病を起こしやすくなる、という悪循環を起こします。

ステインを予防しよう

ステインは化学反応によって生じるため、これらの物質をきちんとコントロールしておけば、発生を抑えることができるというわけです。

身体にとって必要な食品はしっかり摂ることのほうが大切です。そのあとに、水で口をすすいだり、水を飲みましょう。

ただし、水だけでは落としきれないため、色素成分を歯に残さないように、毎食後に歯磨きをするのが一番の予防策です。

喫煙の習慣のある人は、禁煙するか、タバコを吸う量を減らし、喫煙後に口をすすぐ、歯を磨くなど、より一層こまめにお手入れをするよう心がけましょう。

ホワイトニングで清潔に

ステインを除去する方法として「ホワイトニング」があり、審美歯科などで治療としても行われています。

最近は、手軽に自宅でそれを行うことができますが、歯の表面を無理にこすったり、強い研磨剤や漂白剤のある歯磨き粉を使用するのは問題があります。エナメル質が剥がれてしまい、歯の表面に傷ができて、ステインが逆につきやすくなってしまう可能性もありますから、注意しましょう。

執筆:山本 ともよ(管理栄養士)

 

<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中

| | トラックバック (0)

現役医師が大胆提案 健康を目指さない社会とは?

現役医師が大胆提案 健康を目指さない社会とは?

https://news.nifty.com/article/item/neta/12180-435632/

2016年08月10日 16時00分

| | トラックバック (0)

喫煙率が過去最低、「タバコ離れ」が順調に進む そもそも何でみんな吸ってたの?

喫煙率が過去最低、「タバコ離れ」が順調に進む そもそも何でみんな吸ってたの?

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2322482

2016/8/2(火)18:46

僕は1984年の生まれだが、物心つく頃には、家族も親戚も、みんなタバコを愛好していた。必然と家屋の白い壁はヤニで黄色っぽく濁り、ガラスなんてのもくすんだ茶色がかって見えたものだ。

それはそれで昭和の思い出として今となっては懐かしいんだけども、ヘビースモーカーだった祖父が晩年は喫煙によって弱った肺にかなり負担がかかっていたことを考えると、タバコについては思うところもある。(文:松本ミゾレ)

健康意識が向上、男性の喫煙率も初めて3割切る

日本たばこ産業(JT)が7月28日、2016年度の「全国たばこ喫煙率調査結果」というものを発表している。これによると、成人男性の喫煙率は29.7%となっているが、これは1965年の調査開始以来最低の数字で、史上はじめて3割以下になったということだ。

成人女性の場合は前年比0・1%増の9.7%となっているが、男女あわせた喫煙率は、前年比0.6%減の19.3%となり、こちらも過去最低の数字になっている。この理由についてJTは、高齢化の加速や健康意識の向上、街中に喫煙エリアが減ってしまったこと。さらに4月に一部銘柄が値上げしたことが影響していると分析している。

このように、日本全体のタバコのシェアは、年々縮小傾向にあるということだ。うん。そうですか、よかったですね、と喜びたい。

副流煙も忌み嫌われる、街の喫煙所も景観的にイマイチ

そもそもタバコって、吸い続けることで健康を害するリスクがある。喫煙者はそれを分かってて吸っているんだけど、その家族や同僚までもがタバコ好きとは限らない。煙や匂いがダメという人もいるし、そういう人にとっては喫煙者と一緒にいるのは苦痛だ。

また、副流煙で周囲の人々までも健康被害を受けるため、できればタバコには廃れてほしいと思っていた人も少なくないはずだ。特に非喫煙者の中には、とにかくこの副流煙を忌み嫌う人も目立つ。

彼らにとっては、他人の嗜好のせいで自分の健康を脅かされることや、匂いが自分の衣服に移ることなど、我慢ならないポイントはいくつも思い当たるのだろう。

それから、タバコを吸わない人にとっては、街中の喫煙スペースに固まって、いい大人が一様にタバコを味わっているという光景も、異様なものに見える。景観としても美しくない。

また、昨今のサラリーマンのお小遣い事情では、タバコを毎日購入するのがきつい、ということもあるだろう。そういう人々は、いっそ禁煙することで、お小遣いを温存できるということになる。タバコをやめるメリットは大きい。

今となってはタバコは時代遅れ、昭和のあの光景は一体なんだったのか

昭和の時代には、そこかしこに喫煙者がいた。当時は喫煙所なんてほとんどなかったし、どこでもスッパスッパと吸えたものだ。電車のボックスシートの窓際にも、タバコを置く灰皿が設置されていた。

それから、病院の待合室にも灰皿があった記憶もある。というか、病院によっては診察室に入ったら医師が思いっきりタバコを吸っていたこともあった。道端にはタバコの吸殻も、今よりもっと多かったし、学校では職員室もタバコ臭かった。昭和から平成の初頭にかけては、喫煙は大人なら当たり前みたいな雰囲気はあったものである。

しかし、今となってはメリットよりも遥かにデメリットの方が大きく知られている。時代も違う。喫煙率の低下は、まさにこの、時代の変化を如実に反映している数字だ。「他人の吐き出す有害な煙を吸いたくない」と感じる非喫煙者は、今後増えることはあっても、もう減ることはないだろう。

あわせてよみたい:新入社員のタバコ休憩 1日2.24回

| | トラックバック (0)

2016年のたばこ調査 男性の喫煙率が調査開始以来初めて3割切る

2016年のたばこ調査 男性の喫煙率が調査開始以来初めて3割切る

http://news.livedoor.com/article/detail/11830356/

2016年7月31日 12時30分

  • 日本たばこ産業は28日、2016年の「全国たばこ喫煙者率調査」を発表した
  • 男性の喫煙率は29.7%となり、1965年の調査開始以来、初めて3割を切った
  • 健康意識の高まりや高齢化の進展、定価の値上げなどが影響しているという
  • 男性の喫煙者率が初めて3割を切る 男女合計も2割以下、健康志向高まる

    | | トラックバック (0)

    たばこと口のがん /大阪

    たばこと口のがん /大阪

    http://mainichi.jp/articles/20160803/ddl/k27/070/630000c

    毎日新聞

    2016年8月3日 地方版

    | | トラックバック (0)

    車内でたばこ、やけどで重傷 冷却スプレーに引火か

    車内でたばこ、やけどで重傷 冷却スプレーに引火か

    http://www.asahi.com/articles/ASJ845X1HJ84OIPE02Z.html

    2016年8月5日06時58分

     4日午後3時10分ごろ、名古屋市港区中川本町2丁目の路上で、軽貨物車を運転していた20代の男性が車内でたばこを吸おうとして火を付けた際、男性と助手席の20代の男性の体に火が付いた。港署によると、2人は病院に運ばれたが、顔などをやけどする重傷を負った。

     署によると、運転手の男性はたばこに火を付ける前、冷却スプレーを使用していたらしい。スプレーのガスに引火したと見て、詳しい原因を調べている。

     国民生活センター(東京)によると、スプレー缶の事故は全国にあるという。署は「この時期、使用する機会も増えるため、注意して欲しい」と呼びかけている。

    | | トラックバック (0)

    たばこのせいで寝たきりに? 筋肉そのものを弱らせる働きも

    たばこのせいで寝たきりに? 筋肉そのものを弱らせる働きも

    https://news.nifty.com/article/item/neta/12120-18532_1/

    2016年08月07日 12時00分

    チェコ共和国の研究グループが、喫煙は筋肉減少症(サルコペニア)をより進行させる可能性があると報告した。喫煙は心肺機能だけでなく、筋力そのものにも悪影響を与えるという。

     喫煙がスポーツの大敵であるだけでなく、筋肉も減少させるならば、肥満や高齢者の転倒のリスクを高めることにもなるため、喫煙にはさらなる注意が必要だ。

    □筋力低下の悪循環 最悪寝たきりにも

     私たちは40歳ごろから加齢とともに徐々に筋力が低下してくる。筋肉量が低下する年齢になったのにもかかわらず、年に見合った食事や運動をせずにいると、年齢を重ねるごとにその筋肉量の低下は加速していく。

     筋力が低下するとおのずと人間の活動量も減り、肥満にもなりやすくなる。そうなると、膝への負担も増えて、特にお年寄りでは転倒リスクが上がってしまう。体重の増加が膝に負担をかけて転びやすくし、ケガをすればいっそう活動しにくくなり筋肉量はさらに低下する。

     この悪循環は、最悪の場合、寝たきり状態を引き起こしかねない。そこで大切なのは、身体機能低下の原因を見極め、進行の予防をすることだろう。これには、栄養や適度な運動が一定の効果を発揮する(※1)。

    □喫煙と筋力低下の関係

     このように、筋力の低下は、それが引き金となり健康にさまざまな悪影響を与える

     さらに、チェコのチャールズ大学研究グループの報告では、喫煙が筋肉の減少に影響を与えるという。

     研究グループは過去に出版された筋力低下症(サルコペニア)に関する論文を集め、合計2万2515人分のデータを基に調査を行った。そして、原著論文の中では行われていない解析を新たに行い、今まで埋もれていたデータを見つけ出した結果、喫煙と筋力低下の関係性を発見したのである。

    □たばこで筋肉が減るのはなぜ?

     なぜ喫煙が筋力を低下させるのだろうか? 今回の研究ではその直接の原因は明らかになっていないが、考えられることとして、まずは喫煙による毛細血管の収縮で起こる血流量の減少がある。血流量が減少すると、筋肉に運ばれる栄養素と酸素も減るため、筋肉が衰弱するということだ。

     また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液の酸素運搬能力を低下させることも要因となるだろう。

     その他、たばこはビタミンC不足を引き起こすが、筋肉の成長に大きな役割を果たすビタミンCが不足すれば、当然、筋力は低下してしまう。

     また、喫煙によって体内に入ったニコチンなどの有害物質を処理するためには、肝臓などで毒素分解系の酵素群(タンパク質)も過剰に使われるため、その分、筋肉の材料となるたんぱく質が不足してしまうことも考えられる。

    □たばこの計り知れない影響

     たばこにはニコチンや一酸化炭素、タールなど200種類以上の有害物質と64種類の発がん物質が含まれている

    たばこを長期間吸い続けると、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、心疾患をはじめ、さまざまな病気のリスクを高める。たとえば、非喫煙者の死亡リスクを1とした場合、喫煙者が肺がんで死亡するリスクは男性が4.8倍、女性が3.9倍、COPDは男性が3.1倍、女性が3.6倍にもなるのだ(※2)。

    このような観点からも、たばこはできるだけ吸わないほうがいいのだが、それでもどうしてもやめられない人もいるだろう。そんな人は、せめて周りに気を遣う必要があるだろう。喫煙者が直接吸い込む主流煙よりも、たばこの先端から立ち上る副流煙のほう有害物質を多く含んでいて、たばこを吸わない人の健康にも影響を与えるのである(※2)。

    | | トラックバック (0)

    北朝鮮外交官を追放=高級たばこ持ち込み図る-バングラ

    北朝鮮外交官を追放=高級たばこ持ち込み図る-バングラ

    http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080800883&g=prk

     【ダッカAFP=時事】バングラデシュ当局者は8日、高級たばこなどを船便で同国へ不法に持ち込もうとしたとして、在ダッカ北朝鮮大使館の一等書記官に国外退去を命じたと明らかにした。闇市場で売りさばく目的だったとみられているという。
     税関当局高官はAFP通信に、一等書記官は持ち込んだ荷物の中身を「食品とソフトドリンクだと申告したが、実際は高級たばこ160万本と電子機器だった」と説明。末端価格は3500万タカ(約4400万円)に上り、「地元の密輸組織に売り払うために持ち込んだと疑われる」と語った。
     バングラデシュでは昨年3月にも、北朝鮮大使館職員が170万ドル相当の金塊27キロを持ち込もうとして摘発され、北朝鮮側が謝罪している。(2016/08/08-19:59)

    | | トラックバック (0)

    東京五輪で「屋内全面禁煙」が実施!? 知るべき受動喫煙リスク

    東京五輪で「屋内全面禁煙」が実施!? 知るべき受動喫煙リスク

    https://news.nifty.com/article/item/neta/12124-3748/

       2016年08月05日 16時00分

    4年後の開催を控えた東京オリンピック。国際オリンピック委員会が「タバコのない五輪」を目指していることから、日本も他の開催国と同じように「屋内全面禁煙」が検討されていることが分かり、賛否両論の意見が交わされました。

    厚労省は5月に受動喫煙による死亡者は年間1万5000人と発表し、受動喫煙対策をすすめており、東京オリンピックまでにどのような法的措置が取られるのかが注目されます。

    私たちの生活に受動喫煙がどのように健康被害を及ぼすのか、医師が専門的に解説します。                     
    受動喫煙による体への影響

    すぐにあらわれる症状

    タバコの煙そのものや、煙に含まれる有害物質の刺激性などによって、受動喫煙をしてしまうとすぐにあらわれることのある症状には次のようなものがあります。

    ・目の痛みやのどの痛み、違和感
    ・ドキドキする感じ(心拍数の上昇)
    ・咳が出る


    長期的にあらわれる症状

    副流煙に含まれる有害物質を吸い続けることにより、以下のような病気を発症するリスクが高まることも知られています。

    ・喘息
    ・心筋梗塞や狭心症
    ・脳梗塞
    ・肺がん                      
    受動喫煙による死亡者数が多い病気ランキング TOP3

    1位:脳卒中

    主に脳の血管が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れることによって出血する脳出血やくも膜下出血などが含まれます。
    詳しくはこちら


    2位:虚血性心疾患

    心筋梗塞と狭心症がメインになりますが、心筋梗塞による死亡者が多くなっています。
    詳しくはこちら


    3位:肺がん

    肺にできる悪性腫瘍で大きく4種類ほどに分けられます。
    詳しくはこちら                     
    乳児や妊婦の受動喫煙被害数が増加傾向に…そのリスクの高さとは
    乳児やタバコを吸わない女性、妊婦さんなどがたばこの煙にさらされることで、本人は吸っていないたばこの煙が体内に流れ込んで有害物質を吸収してしまうことになります。

    それが原因で流産や早産乳幼児突然死症候群が起こりやすくなったり、生まれてきた赤ちゃんが低出生体重児である確率が高まったりすることが医学的に証明されています。

    また、子供のぜんそくの発症や、中耳炎や小児がんの発症にも関わっているといわれます。                      
    海外と日本の受動喫煙に対する意識の差
                海外、いわゆる先進国では日本に比べはるかに受動喫煙対策が進んでおり、多くの国で「屋内全面禁煙」を違反した場合には法的な処罰を定めたうえで実施しています。

    実際に2010年以降のオリンピック開催国は、罰則つきで「屋内全面禁煙」を決定しています。

    日本ほど受動喫煙の対策が「甘い」国家は、少なくとも先進国ではありません。                      
    分煙なら安全?分煙の受動喫煙リスク
    例えばレストランを喫煙席とそうでない席に分けたり、多くの人が出入りする建物、例えば駅や空港、役場などに喫煙のための隔離されたボックスを設けているケースをよく見かけます。

    ただ、出入りするたびにボックスから煙が漏れたり、ボックス自体も完全に煙が漏れるのを防ぐような構造にはなっておらず、やはり受動喫煙のリスクは避けられないものと思われます。                     
    気になる医師の喫煙率はどれくらい?
                医師の喫煙率は、少し前になりますが、2012年に「日本医師会」で実施したアンケートでは以下のデータがあります。

    ■男性医師:12.5%
    ■女性医師:2.9%
                         
    まとめ
                タバコの良い面として、ストレス解消やNK細胞が活性化するという話はあります。
    しかし、特に子供などの受動喫煙の問題を考えると、やはり東京五輪の「屋内全面禁煙」に関しては、時代の流れや健康被害などの観点から、当然の処置ではないかなと思います。

    賛否両論の意見が飛び交う中、今後の動向に注目していきたいですね。

    (監修:Doctors Me 医師)

    | | トラックバック (0)

    たばこと健康考えるフォーラム 神戸でWHO開催

    たばこと健康考えるフォーラム 神戸でWHO開催

    http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201608/0009347449.shtml

    2016/8/2 21:06

     「たばこと健康を考える兵庫県民フォーラム」が2日、神戸市中央区の県公館であった。たばこをめぐる健康被害の実態や規制のあり方などについて、専門家らが講演し、約200人が聞き入った。

     9月11、12日の先進7カ国(G7)神戸保健大臣会合関連行事として、県と世界保健機関(WHO)神戸センターが主催した。

     冒頭、同センターのポール・オン技官が、世界ではたばこが原因で年間600万人が死亡し、うち16万7千人が受動喫煙の子どもと紹介。「日本で進む分煙では不十分だ」と訴えた。

     続いて、国立がん研究センターの前たばこ政策支援部長の望月友美子さんが講演した。国内のたばこ消費量は1950年から80年代までに3倍超に増え「感染症のごとく流行した」と指摘。米国では、肺がんとの因果関係が示された64年以降、消費量が減り続けていると報告した。

     さらに、年間のたばこの税収は約2兆円だが、医療などでの社会的損失は5兆~7兆円と指摘。「たばこは万病のもとで命と豊かな生活を奪う、人間が作ったリスク。なくすための投資が必要」と強調した。

     ほかに、医療や禁煙に取り組む企業の関係者らがそれぞれの現状を報告した。

    (山路 進)

    | | トラックバック (0)

    新型電子たばこ 煙なき火種

    新型電子たばこ 煙なき火種

    http://mainichi.jp/articles/20160808/dde/012/040/003000c

    火も使わず煙も出ない、専用器具でニコチン入りの蒸気を吸う「新型電子たばこ」が、分煙ルールに論争を巻き起こしている。飲食店などで「禁煙エリアでも新型たばこはOK」「新型たばこ専用区域」が生まれ、自治体の対応も分かれる。新型たばこに分煙は不要なのだろうか? 煙なき火種を追った。【井田純】

        蒸気「物足りなさ感じない」

         話題になっているのはフィリップモリスジャパン(PMJ)が販売する「iQOS(アイコス)」(本体税込み9980円)と、日本たばこ産業(JT)の「Ploom TECH(プルームテック)」(同4000円)の2種。

         アイコスは、タバコの葉を電気で加熱して蒸気を吸う仕組みで、主要都市での限定販売を経て4月から全国販売に拡大。専用器具の販売数は100万台を超えた。スイス、イタリアなど欧州7カ国14都市で販売中だが、全国で販売されたのは日本が初めて。PMJ広報は「将来的には紙巻きたばこ利用者が100%切り替えてくれるようにと考えています」と普及に積極的だ。

         もう一つのプルームテックは、タバコの葉入りカプセルに通した蒸気を吸う方式で、3月からネット通販と福岡市内限定で販売開始したところ、予想を上回る注文で一時出荷を停止する事態になった。

         新型2種はいずれも従来の電子たばこと違い、本物のタバコ葉を使うので有害成分のニコチンは含むものの、燃焼を伴わないためタールなどはほぼカットされたという。煙を出す紙巻きたばこに比べ「健康リスクを低減させる可能性がある」と宣伝されている。

         「紙巻きたばこから100%こっちに切り替えたけど、物足りなさは感じないな」。東京・永田町の衆院議員会館で、気持ちよさそうに口から白い蒸気を吐くのは、自民党の三ツ矢憲生衆院議員。昨年11月、知り合いの官僚が吸っていたので試したところ、「煙が出ないし、臭いも付きにくい」と気に入った。会館内の三ツ矢事務所も、スタッフの了解の上で「新型のみOK」と決めた。

         三ツ矢事務所は会館の喫煙室の真ん前にあるが、スタッフは「新型たばこの登場以降、利用者が3割近く減った感じがする」と話す。衆院議員会館サービスセンターによると、会館内の会議室など共用スペースは今も禁煙だが、議員事務所の室内は各自の判断に任されているという。

         三ツ矢氏は新型たばこの喫煙ルールについて「煙のようなものが出ているだけでいやだという人もいるだろうから、交通機関などの閉鎖空間で規制されるのは理解できる」と語る一方、条例で喫煙ルールを定める自治体も増えているため、国が主導せずに地域に委ねるべきだと話す。

    自治体の扱いはまちまち

     全国の自治体では、路上喫煙禁止を条例で定める動きが続いているが、新型たばこの扱いはまちまちだ。

         「路上喫煙・ポイ捨て防止条例」で指定地区での喫煙を禁止、違反した場合に過料2000円を徴収している千葉市では、新型は条例の対象外。廃棄物対策課は「条例の目的は、火の付いたたばこによるやけどなどの被害防止。火を使わない新型たばこは、この点で該当しない」と説明する。

         一方、「従来のたばこと同様、路上での使用は禁止」と話すのは、中央官庁が密集する東京都千代田区。安全生活課の担当者は「紙巻きと同様、たばこ事業法に規定されている以上は条例の対象になる」と語る。全国で最も早く制定された同区の条例は、もともとの趣旨が吸い殻ポイ捨ての防止で、「アイコスでも吸い殻は出るそうで、この意味でも同じ扱い」だという。

         列車や駅構内での禁煙が一般的になったJRグループでも、対応は微妙に異なる。東日本は「ケース・バイ・ケース。利用者が周囲に誤解を受けている場合は声かけをしている」とやや歯切れが悪い。東海は「従来より害が少ないとはいえ、周囲に影響する」とたばこと同じ扱いだ。

         自治体や公共交通機関の判断が揺れている背景には、厚生労働省が明確な指針を示していないことがある。

         厚労省によると、世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約締約国会議でも、新型たばこの健康被害についてはまだ研究段階で、今年11月の会議で報告が出される見通しという。同省健康課の担当者は「海外では禁煙に役立つというアピールがある一方で、ニコチンを含む物質を周囲が浴びることへの懸念もある。11月の報告の中身も踏まえて情報発信に努めたい」と説明する。

        「禁煙区域でOK」も

     都内では、禁煙マークと「アイコスのみ可」の表示が並ぶ看板が置かれたカフェも登場している。分煙をしたうえで、禁煙エリアでのアイコス使用を認めるケースだ。PMJは「飲食店や貸し会議室、旅館など『禁煙場所でもアイコスは使用可』に切り替えた所は全国約500カ所にのぼります」と話す。福岡市内には「JTのプルームテック以外全面禁煙」という飲食店もオープンした。

         もしPMJの狙い通り、将来的に紙巻きたばこを吸う人が新型にすべて移行するなら、分煙というルール自体がいらなくなるのだろうか。

         「そんなもの吸うくらいならたばこをやめる」と冷ややかに語るのは、「禁煙ファシズムと戦う」の編著者で作家・比較文学者の小谷野敦さん。公共スペースでの全面禁煙化の流れに対し喫煙者の権利を主張し続けている。「火を付けない、煙も出ない、というけど、サルトルも書いてるようにたばこは『燃えて煙になる』からいいんだ。そんなので我慢できるような人は、そもそもやめられるはず」

         一方、嫌煙派にとっても、なし崩し的分煙ルール崩壊で気になるのは、新型たばこを吸う人が吐く蒸気の成分だ。非喫煙者が健康被害を受ける危険性はないのだろうか。

         喫煙対策に詳しい産業医科大の大和浩教授は「少なくとも禁煙の場所での使用は絶対に認めるべきでない」と厳しい口調で語る。大和教授によると、呼吸の際、口腔(こうくう)から気管支までの約150ミリリットル分は肺で吸収されず、吸い込んだ成分がそっくり吐き出される。「メーカーは『空気を汚さない』と強調するが、この分はそのまま周囲の空気を汚染していることになる」と指摘する。

         日本禁煙学会の宮崎恭一・総務委員長も「新型たばこで使われる保潤剤などの健康への影響も十分にチェックされているとは言い難い」と否定的な見方を示したうえで、「臭いが少なく、煙が出ないのであれば、余計に有害物質がわかりにくく、むしろ周囲はリスクにさらされやすくなる」と警告する。

         禁煙から10年以上が過ぎ、たばこの煙がすっかり苦手になった状態で担当した今回の取材。「新型のみOK」の場所では、30分ほどたつと甘いような臭いが気になり、のどに違和感を覚えた。何カ所か取材を重ねると、しばらくいがらっぽさが取れなかった。吸う側の気持ちにも配慮したいが、軽々に「新型ならいつでもどうぞ」とは言えそうにない。

    | | トラックバック (0)

    喫煙による「ストレス解消」は錯覚

    喫煙による「ストレス解消」は錯覚

    http://mainichi.jp/articles/20160810/k00/00e/040/200000c

    毎日新聞

    2016年8月10日 09時31分

    | | トラックバック (0)

    たばこのない五輪へ、小池知事が受動喫煙防止に前向き

    たばこのない五輪へ、小池知事が受動喫煙防止に前向き

    http://app.f.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?blog_id=1083688

    伊藤あずさ

    2016年8月9日19時20分

     

     東京都の小池百合子知事が9日、朝日新聞のインタビューに応じ、2020年東京五輪・パラリンピックに向けたたばこの受動喫煙防止について、「何らかの制度を主催都市の責任でやるべきだ」と述べ、前向きに取り組む考えを明らかにした。

     04年のアテネ五輪以降、開催都市が罰則付きの法令を定めるなどの対応をとっており、10年には国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関(WHO)は「たばこのない五輪」の推進で合意している。舛添要一前知事は受動喫煙防止条例の制定に当初前向きだったが、その後「国全体で検討して欲しい」として見送った経緯がある。

     小池氏は「国際標準にあわせられるよう、どのような措置が一番いいのか検討する」とし、受動喫煙対策をとらない施設管理者を罰則付きで規制する新法を議論中の国との連携や都としての条例化など、今後方策を探るという。

     膨張する東京大会の費用負担に…

    | | トラックバック (0)

    « 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »