米加州、たばこ税大幅増税を可決 コロラドなど3州では否決
米加州、たばこ税大幅増税を可決 コロラドなど3州では否決
http://diamond.jp/articles/-/107470
2016年11月9日
[8日 ロイター] - 米カリフォルニア州で8日、紙巻たばこや電子たばこに対する増税案が可決された。一方、コロラド、ノースダコタ、ミズーリの各州では同様の法案が否決された。
カリフォルニア州では、1箱当たりのたばこ税が87セントから2.87ドルに値上げされる。電子たばこも同様。
子供をたばこから守る運動「キャンペーン・フォー・フリータバコ・キッズ」のジョン・シャクター氏は、法案可決を「大いなる勝利」と称えた。
米国での喫煙率は過去数十年で大幅に低下。同氏は「価格が10%上がるごとに、若者の喫煙率が約7%、全体の喫煙率が4%減少する」と語った。
たばこ増税により、カリフォルニア州の税収は10億ドル増の14億ドルに増える見通し。その大半は州の低所特区者向け医療プロフラムに使われる予定だという。
同キャンペーンによると、たばこ税の全州平均は1箱当たり1.65ドル。州と都市を通じて最も高いのはシカゴで同6.16ドル、これにニューヨーク市の5.85ドルが続く。
増税案が否決されたノースダコタ州のたばこ税は同44セント、コロラド州は87セント、ミズーリ州は全米最低の同17セント。
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