妊娠中の検診数倍増を推奨 WHOが指針改定
妊娠中の検診数倍増を推奨 WHOが指針改定
http://blogos.com/article/197031/
[ジュネーブ 7日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は7日、妊婦健診についての指針を見直し、従来推奨していた検診数の2倍に当たる8回に増やす必要があると述べた。
WHOの声明によると、出産前検診を増やすことにより、死産のリスクを出産数1000につき8以下に抑えることができるという。
昨年、全世界で約30万3000人の女性が妊娠に関連した原因で死亡した。270万人の赤ん坊が生後28日以内に死亡し、260万人が死産だった。妊娠中に4回以上の検診を受けた女性は、わずか64%だった。
WHOの新たな指針には、食事や身体的な活動、たばこ、マラリア、血液検査、破傷風のワクチンなど49項目についてのアドバイスが含まれている。つわりや背中の痛み、便秘についてのアドバイスもある。
また、30─60ミリグラムの鉄分のサプリメントや0.4ミリグラムの葉酸を妊娠中は毎日摂取するよう推奨している。
| 固定リンク
「たばこの胎児への害」カテゴリの記事
- 子どもの受動喫煙を防ぐには 副流煙の影響大 子どものいる場所では吸わないで(2024.07.08)
- 「妊娠中の過熱式たばこ、新生児に悪影響」京都の専門医、加熱式や電子たばこのリスクを解説(2024.06.24)
- 妊娠出産とタバコの子どもへの影響、そして家庭内での加熱式タバコ喫煙を考える(2024.06.03)
- 妊婦の受動喫煙は高リスク ~妊娠高血圧症候群(東北大学病院 岩間憲之講師)~(2023.09.04)
- 子どもがたばこを吸うとCOPDリスクはどれほど上がるか(2023.09.04)
最近のコメント