認知症予防 楽しく伝授 くしろ高齢者劇団が熱演
認知症予防 楽しく伝授 くしろ高齢者劇団が熱演
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0352105.html
12/26 07:00
釧路を拠点に活動する「くしろ高齢者劇団」が25日、認知症予防をテーマにした劇「かあさん! 昼ごはん たべたかな?」を道立釧路芸術館で上演した。劇中、脳に刺激を与えることや運動が認知症防止に効果があることをユーモラスに分かりやすく伝えた。
劇では、認知症を患う姉と、健康な妹の双子の姉妹が一人ずつ、釧路市の市民向け講座「わかがえりレッスン」を訪れる。レッスンの参加者4人が、双子なのになぜ発症状況が異なるのか疑問を上げ、会話劇を進めた。
舞台上で4人は「脳をワクワクさせるとよい、と聞いた」「旅行やサークル活動がよい」などとやりとり。「運動もよい。スーパーに車で行ったら、お店から一番遠い場所に駐車し、歩く距離を伸ばすことだ」とアドバイスを織り交ぜた。たばこを吸おうとした一人には「喫煙者(が認知症になるリスク)は吸わない人の2倍以上」と戒めた。
午前と午後の2回上演し、計280人が来場。劇の終了後は、市民グループ「マリモでくしろを盛り上げ隊」の4人が登場し、音楽に合わせて踊る介護予防の体操「トーカリップ体操」を来場者と一緒に踊り、場を盛り上げた。(安藤徹)
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