岡山で子どもらがたばこの害学ぶ リスク説明や吸い殻集め

岡山で子どもらがたばこの害学ぶ　リスク説明や吸い殻集め

http://www.sanyonews.jp/article/571837/1/

（2017年07月29日 20時55分 更新）

　子どもたちがたばこの害について学ぶ「タバコフリー・キッズ」が２７、２８日、岡山市北区庭瀬の中国学園大などで開かれ、地元の市立吉備小放課後児童クラブの４～６年生延べ約３０人が参加した。

　岡山県と日本対がん協会（東京）が県内で初めて開催した。初日は動脈硬化など喫煙のリスクに関する説明を受けた後、会場周辺で吸い殻を拾い集め、飲食店や公民館、病院で禁煙・分煙の取り組みをチェック。ポイ捨ての吸い殻は約５５０本に上り、２日目の調査結果発表では「想像以上に捨てられていて驚いた」といった声が上がった。

　参加児童の感想はビデオメッセージとして収録しており、後日、県ホームページ上で公開する予定。

　５年の男児（１０）は「将来、たばこは絶対に吸わない。友達が吸おうとしたら止める」と話した。