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[バンコクポスト]酒・たばこの「悪行税」上げ 高齢化対策急ぐ政府

[バンコクポスト]酒・たばこの「悪行税」上げ  高齢化対策急ぐ政府

2017/8/9付 タイ

 タイ政府は貧しい高齢者へ月々支給する生活手当を増額する財源として「悪行税」と呼ばれる酒類、ビール、たばこの物品税を2%引き上げることを決めた。

 コブサック首相府政務官がこのほど明らかにした。増税による税収増は40億バーツを見込む。今後3カ月かけて法制委員会の事前審査にかけられ、その後、国会に相当する国民立法議会(NLA)に付託される。

 タイには年収10万バーツ(約33万円)以下の高齢者が200万人いる。財政政策局によると、タイの60歳以上の高齢者は2015年は全人口の14%だったが、25年には20%を占める見込み。

 一方、社会保障基金、国民貯蓄基金(NSF)、政府年金基金に拠出が義務づけられている財政資金は、16年度は合計2900億バーツだった。これが24年度には6980億バーツに増える。増加する高齢者対策は政府の優先課題だ。

 現制度では高齢者すべてに加齢とともに増える生活手当の受給資格がある。60歳以上の人口は現在約1千万人。そのうち800万人が手当を受給し、財政負担は年700億バーツにのぼる。

 国家経済社会開発庁(NESDB)によると、こうした負担は13年の4000億バーツから28年には1兆4千億バーツに増える。

 同庁によるとタイは既に高齢者が人口の10%以上の「高齢化社会」の国と定義される。予測では36年には人口6510万人、高齢者は30%の1952万人に達する。出生人口は1963年から83年までは毎年平均100万人以上あったが、前政権まで実施した産児制限で2015年には70万人まで急減した。

 同局は「18年は高齢者が若年層を上回る最初の年になる」とし、労働力人口の減少は長期的にタイの経済成長や生産性に暗い影を落とすと述べた。

(2017年8月2日付 タイ・バンコクポスト紙)

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