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受動喫煙防止へ条例を 盛岡市医師会、市に提言

受動喫煙防止へ条例を 盛岡市医師会、市に提言

 盛岡市医師会(和田利彦会長)は24日、受動喫煙防止条例の制定を求める提言書を谷藤裕明市長に提出した。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて国が法整備の動きを見せる中、同市ではカナダのホストタウンとなったことに加え、大型イベントも控えており環境整備が求められている。谷藤市長は条例制定について言及しなかったが「国の動向を見ながら、市としても取り組みを進めたい」と対策に力を入れる考えを示した。

 和田会長が市役所で谷藤市長に提言書を手渡した。提言書は「受動喫煙による健康被害は深刻で、全国で年間1万5千人以上が死亡していると推察される」「5年前の東北六魂祭では飲食店や宿泊施設などの対策が未整備だったと言わざるを得ない」と指摘。来年同市で開催される東北絆まつりや、19年のラグビーワールドカップ(W杯)に向けて条例の制定を求めた。

 谷藤市長は「国内外からたくさんの人が盛岡に訪れる機会が多くなる。市の関係部署や民間事業者と連携を図りながら多方面で対応を行う」と答えた。

 具体的には市保健所が来年度から、市内の飲食店が参加する食品衛生責任者講習会で国の動向などについて情報を提供。イベントなどで市民への啓発も行う。

2017/11/25

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