静岡県、本庁舎内を全面禁煙に 2018年4月から
静岡県、本庁舎内を全面禁煙に 2018年4月から
(2017/12/9 07:09)
静岡県は本庁舎(静岡市葵区)の知事部局にある喫煙所10カ所を2017年度末で廃止し、18年度から庁舎内を全面禁煙とする方針を固めた。本庁舎内に構える県議会、県教育委員会、県警本部も対応をそろえる意向で、18年4月以降、建物内は全面禁煙となる見通し。
20年東京五輪・パラリンピックを念頭に受動喫煙防止策を強化する健康増進法改正案が国レベルで協議されていることも踏まえ、県として職員の健康保持の観点から改正を待たず屋内禁煙化を進める。喫煙者や来庁者向けには屋外に喫煙スペースを確保することを検討している。
県議会は最大会派自民改革会議と第2会派ふじのくに県民クラブが議員控室内に喫煙所を設けているが、両会派とも撤去方針を了承した。
知事部局が建物を管理する出先機関は、既に庁舎内禁煙を実施済み。県内市町も半数以上が庁舎内を全面禁煙としている。
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