勤務中の喫煙禁止 庁舎内禁煙化に合わせ /福岡
勤務中の喫煙禁止 庁舎内禁煙化に合わせ /福岡
毎日新聞2017年12月23日 地方版
来年2月から庁舎内を禁煙化する福岡市は、これに合わせて職員の勤務中のたばこも禁止することを決め、22日、全庁に通知した。市によると、勤務中の喫煙禁止は政令市では大阪、堺、神戸に次いで4市目、九州では初めてとみられる。
市は庁舎内の喫煙所を撤去し、新たに屋上など屋外に5カ所の喫煙所を設け、来年2月から庁舎内を完全禁煙化することを決めた。
禁止するのは勤務時間である午前8時45分~午後5時半、または午前9時15分~午後6時。昼休みの1時間と残業時は除く。
人事課によると、勤務中の喫煙について、もともと市民から「いいのか」といった指摘もあったという。「容認してきたが、他都市の動向や喫煙を巡る社会通念が変化している中、勤務を中断し、喫煙のために離席することは、いくらなんでも市民の理解は得られないと考えた」という。
服務規程には盛り込まないが、「勤務中の喫煙が見つかった場合、繰り返しの場合は指導や処分の対象になる」としている。
職員組合に相談した上で22日、各所属長に向けて「適切な服務管理の観点から、勤務時間中に喫煙をしないよう職員に周知し、指導を徹底いただきますようお願いします」と通知した。【合田月美】
〔福岡都市圏版〕
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