受動喫煙対策めぐり、屋内全面禁煙求め要望書提出
受動喫煙対策めぐり、屋内全面禁煙求め要望書提出
8日 20時35分
受動喫煙対策めぐり、屋内全面禁煙求め要望書提出
受動喫煙対策をめぐり厚生労働省が一部で喫煙を認める新たな案を検討しているのを受け、患者団体など261団体が屋内での全面禁煙を求める要望書を提出しました。
受動喫煙対策について厚生労働省はこれまで飲食店は原則禁煙としたうえで、店舗面積30平方メートル以下の喫煙を認める案を検討していましたが、新たな案では店舗面積150平方メートル以下と大幅に後退した形となっています。こうしたことを受け、8日、肺がん患者の団体や医師の団体など261団体が新たな案では国民の健康を守れないとして、厚生労働省に屋内の全面禁煙を求める要望書を提出しました。
「150平方メートルは全く意味がない。再発の恐怖を覚える」(7年前に肺がん患者だった男性)
厚労省の高木副大臣は「案をまとめたわけではない。精一杯の努力をしていく」と答えたということです。
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