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庁舎全面禁煙へ 10月から屋外含め敷地内 職員は勤務時間中吸えず /秋田

庁舎全面禁煙へ 10月から屋外含め敷地内 職員は勤務時間中吸えず /秋田

毎日新聞2018年2月24日 地方版

 県は、受動喫煙防止策として10月から県庁舎敷地内を全面禁煙とする方針を決めた。県が掲げる「健康寿命日本一」の一環。原則として各地域振興局を含め、すべての県施設が対象となる。

     県人事課によると、現在、県庁舎は屋内を禁煙とし、屋外に喫煙スペースを設ける分煙方式を採用。10月からは喫煙スペースを使用できなくし、屋外でも敷地内は全面禁煙とする。また敷地外であっても、昼休みを除いて勤務時間中は職員の喫煙を認めない。出張中も適用するという徹底ぶりだ。

     だが、本庁舎と棟続きとなっている議会棟については現在調整中という。

     県は昨年10月、職員約4200人を対象に、喫煙に関するアンケートを実施。非喫煙者から「喫煙所以外でもたばこのにおいが気になる」「喫煙のため席を空けた職員に代わって(来庁者などに)応対しなければならない」といった声が一定数寄せられた。全面禁煙に踏み切る理由について、同課の担当者は「職員の健康増進に加え、服務の観点からも踏み込んだ対策が必要だと考えた」と説明している。

     佐竹敬久知事は20日の県議会本会議で「分煙でも、喫煙者の呼気や衣類についたたばこのにおいで体調が悪化する非喫煙者もおり、受動喫煙を完全に防止できない」と述べ、理解を求めた。【松本紫帆】

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