小中学校敷地内なのに「喫煙可」北海道内に多数
小中学校敷地内なのに「喫煙可」北海道内に多数
2018年03月09日 07時27分
札幌市を除く北海道内市町村の小中学校のうち約2割が、敷地内で喫煙を認めていることが8日、道教育委員会のまとめでわかった。
受動喫煙対策として、北海道と札幌市は全学校を敷地内全面禁煙としている。道教委は今月中にも、市町村教委に対し、学校の敷地内全面禁煙の速やかな実施を求める通知を出す。
道議会定例会で、藤沢澄雄氏(自民党・道民会議)の一般質問に柴田達夫教育長が答弁した。柴田教育長は「受動喫煙の影響を受けやすい児童生徒の健康を守る上でも、敷地内全面禁煙は極めて重要だ」と述べた。
道教委によると、昨年5月時点で札幌市を除く道内の小中学校1337校のうち、校舎内を禁煙にして屋外での喫煙を認めたり、校舎内で分煙を実施したりする学校が約2割あった。
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