受動喫煙防止条例 香芝市施行 公共施設の喫煙所撤去 /奈良
受動喫煙防止条例 香芝市施行 公共施設の喫煙所撤去 /奈良
毎日新聞2018年4月6日 地方版
香芝市は他人にたばこの煙を吸わせないよう、一般市民にも努力義務を課す受動喫煙防止条例を施行した。市や県によると、市民にも努力義務を課す取り組みは県内初とみられる。施行に合わせ、同市は市役所などの公共施設に設置していた職員や市民向けの喫煙所を一斉撤去した。
条例案は3月議会に議員提案で提出され、全会一致で可決された。罰則はないが、受動喫煙をさせることのないよう努力する義務を市民に課し、特に未成年者の保護者には子供らに受動喫煙の影響が及ばないよう求めた。
施行に合わせ、市は今月から役所をはじめとする公共施設の敷地内を全面禁煙とし、通路沿いなどにあった屋外喫煙所も一斉に撤去。敷地内に止めた自分の車内で喫煙する来庁者にも理解を求める。不特定多数が出入りする店舗や事務所などにも協力を求めている。
同市で議員提案で条例が成立したのは約20年ぶり。自身も子供の誕生に合わせ28歳で禁煙したという吉田弘明市長(57)は「議員に提案してもらえれば市民も理解してくれるはず。罰則はないが、子供の前でたばこを吸わないなどのモラルを求めたい」と話した。【稲生陽】
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