外食産業に禁煙化の波 ココス、サイゼリヤ、モス……
外食産業に禁煙化の波 ココス、サイゼリヤ、モス……
高橋末菜2018年5月23日11時00分
外食大手のゼンショーホールディングスは22日、ファミリーレストラン「ココス」の全583店舗を2019年9月末までに全席禁煙化すると発表した。家族連れの要望を受けて踏み切った。
分煙店舗や、曜日や時間帯によって喫煙できる店は現在、約400店舗。子どもを連れた客から禁煙化の要望が多く寄せられ、全席禁煙に踏み切る。国や自治体による受動喫煙対策強化の流れも後押しになったという。「より良い環境で食事をお楽しみいただけ、従業員の健康面で労働環境の改善にもつながる」(広報)という。
外食産業では全席禁煙化の動きが加速している。ファミレス「サイゼリヤ」も19年9月ごろまでに、モスフードサービスの「モスバーガー」では20年3月までに、全席禁煙にする。喫煙者が多い居酒屋チェーンでも、「串カツ田中」は約180店舗の大半を6月1日から全席禁煙にする。
<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>
http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(高橋末菜)
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