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学校での喫煙ルールに反響続々 「子どもへの配慮当然」「教師も気分転換必要」 ぜんそくの女性から切実な声も

学校での喫煙ルールに反響続々 「子どもへの配慮当然」「教師も気分転換必要」 ぜんそくの女性から切実な声も

2018年06月06日 06時00分

 学校での喫煙ルールについて取り上げた西日本新聞の記事(5月18日付朝刊)に多くの反響が寄せられている。「子どもがいる学校と、一般企業での喫煙は同列には語れない」として受動喫煙対策の徹底を訴える声の一方、教師をやり玉に挙げるだけでなく、保護者ら来校者のマナーに注文を付ける意見も。「教師にも気分転換は必要」との声もあり、議論は続きそうだ。

 記事では、全国的に「敷地内全面禁煙」とする学校が大多数を占める中、自治体によって対応が分かれており、九州でも「敷地内の一角で喫煙可」とする学校があることを紹介した。

 保護者からは、やはり厳しい声が目立つ。「校舎の中庭に喫煙スペースがあり、先生の衣服に付いたたばこのにおいで具合が悪くなっている子もいる」。町立中に子どもを通わせている福岡県新宮町の母親は、無料通信アプリLINE(ライン)でそう訴えた。

 持病にぜんそくを抱える福岡市早良区の50代女性からは、受動喫煙について切実な投稿が届いた。「どんなに苦しんでいるか、具体的なことを知ってほしい」。隣の人が吐いた息や衣服から拡散するたばこの粒子を吸うだけでも、せきが出てしまい、ひどい時は半日も症状が続くという。

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 運動会など学校行事の際に、保護者が校門の外に集まってたばこを吸っているのは問題ないのか、という声も寄せられた。

 福岡市の場合、教職員だけでなく、外部からの来校者も含めて敷地内は全面禁煙としている。では、敷地外は? 「来校者については、学校から一歩外に出たらルールはない。行事の時など近隣に迷惑が掛かる場合、来校者にも配慮を呼び掛けている」と市教育委員会の担当者は言う。

 肩身が狭い愛煙家の教師に同情してか「子どもにきちんと配慮さえできれば、校内で喫煙を認めてもいいのでは」という声も。同県糸島市の60代男性からは「寛容さが失われつつあると感じた。今は何でも排除したがるが、排除が行き過ぎると弊害が出る」とのメッセージが届いた。

 喫煙者、非喫煙者という立場の違いによっても意見はさまざま。少なくとも教育現場では、子どもの健康を第一に考えなければならないだろう。かつては受動喫煙の危険性は広く認知されていなかっただけに、戸惑いもあるようだ。

 同県筑紫野市の60代女性はこう寄せた。「昔は休み時間に職員室に行くと煙だらけで、ふざけて生徒の顔に煙を吹きかけてくる先生もいたんです。時代は変わりますね」

=2018/06/06付 西日本新聞朝刊=

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