歩きたばこ 長野で減少 先月条例施行、市が街頭調査 /長野
歩きたばこ 長野で減少 先月条例施行、市が街頭調査 /長野
毎日新聞2018年5月26日 地方版
4月から長野市全域で施行された路上喫煙やたばこのポイ捨てを禁止する条例について、市は今月、4日間の街頭調査を行った。2万650人の歩行者のうち、歩きたばこをしていたのは21人(前回比11人減)で、約0・1%だった。市環境保全温暖化対策課は「施行前と比べて減少しており、徐々に歩きたばこの危険性の理解が進んでいる」とした。
街頭調査は長野駅周辺の11カ所で実施。条例が施行される前の2017年8、9月に行った調査では、2万441人のうち、歩きたばこをしていたのは32人(約0・16%)だった。
市は条例を周知するため、人通りが多い長野駅などに路上喫煙や歩きたばこを禁じていることを記した横断幕を設置。今回の調査中、歩きたばこをしていた人に対して、条例について聞いたところ「ほぼ条例の施行を承知していた」という。
市は今後も周知活動は必要としており、街頭調査を引き続き実施する。また、週1回程度、長野駅や善光寺周辺で職員が巡回して、歩きたばこをしている人に対して、注意喚起をする。【島袋太輔】
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