子どもの受動喫煙、聴覚障害のリスク 京大チームが研究
子どもの受動喫煙、聴覚障害のリスク 京大チームが研究
https://www.asahi.com/articles/ASL7640Z9L76PLBJ007.html
野中良祐2018年7月18日19時21分
妊娠中に母親が喫煙していたり、出産後に家族らに喫煙している人がいたりする子どもは、「聴覚障害の疑い」と診断されるリスクが高くなったことが、京都大のチームの研究でわかった。妊婦だけでなく、家族にも禁煙を促す必要があるという。
チームは、神戸市が2004年から10年に実施した、乳幼児検診の約5万人分のデータを解析。母や家族らの喫煙習慣と、子どもの聴覚障害疑いとの関連を調べた。
その結果、母親を含めた家族に喫煙者がいない子どもに比べ、妊娠中に母親が喫煙している子どもは、「聴覚障害疑い」と判定されるリスクが1・75倍になった。妊娠中の母親に加え、出産後4カ月の間に、家族らに喫煙者がいる子どもは2・35倍と、さらにリスクが高まることがわかった。
チームによると、たばこの煙にさらされた子どもは低体重の傾向があることが知られており、聴覚を担う耳の「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる器官の形成に影響している可能性があるという。チームの吉田都美・京都大特定助教(公衆衛生学)は「妊娠期と出生後の受動喫煙どちらも子どもに影響があり、禁煙の必要性が改めてわかった」と話している。(野中良祐)
| 固定リンク
「受動喫煙」カテゴリの記事
- ネコのリンパ腫リスク2.4倍、イヌの膀胱がんリスク6倍──ペットをさいなむ飼い主のタバコ(2026.05.23)
- 加熱式たばこ副流煙から発がん物質検出、呼吸器・心臓の病気に「影響が示唆される」…厚労省研究班(2026.05.23)
- たばこの発がん性物質、紙巻より加熱式が多いケースも 副流煙があることも判明 厚労省(2026.05.23)
- 加熱式たばこ副流煙から発がん物質検出、呼吸器・心臓の病気に「影響が示唆される」…厚労省研究班(2026.05.23)
- 加熱式たばこ、受動喫煙につながる恐れ 厚労省「空気中に有害物質」(2026.05.23)


最近のコメント